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【60代介護】「遠距離介護になったらどうすればいい?」「経済的負担が不安」「親が介護サービスを嫌がったら?」介護で抱えがちな不安を専門家がアドバイス!【介護ジャーナリスト・太田差惠子さん監修】

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【60代介護】「遠距離介護になったらどうすればいい?」「経済的負担が不安」「親が介護サービスを嫌がったら?」介護で抱えがちな不安を専門家がアドバイス!【介護ジャーナリスト・太田差惠子さん監修】

介護にまつわる悩みは多岐にわたり、そのなかにはなかなか人に相談できないものも。介護への向き合い方や、じつはよくあるお悩みについて、専門家に聞きました。

抱え込まず、プロを頼ってビジネスライクな介護を

介護への向き合い方について、介護・暮らしジャーナリストの太田差惠子さんに伺いました。

「介護においてまず大切なのは、それまでの生活を変えないこと。介護のために仕事をやめる人や趣味を手放す人がいますが、可能な限り諦めないでほしいのです。もちろん状況的に難しい場合もありますが、介護に専念するあまりそれ以外のものを手放すと、精神的な負担がさらに増してしまいます。その人にはその人の人生があります。大変な状況のなかでも、できるだけ同じ暮らしを続けるよう心がけてみてください。

あとは、相談相手を慎重に選ぶことも大切。介護をしている友人がいたら、つい悩みや困り事を相談したくなりますが、それは要注意。たとえば、同居介護をしている人が別居介護をしている人に『あなたは別居だからいいわね』と言ってしまうことも。しかし、別居介護の人にはその人なりの大変さがあるわけで、それを共有することは難しいのです。

介護の環境や状況は人それぞれで、なにを大変と思うかの基準もそれぞれ。相談することで自分が傷つく、または不用意に相手を傷つけてしまうケースも。『この人は必ず自分の味方になってくれる』という確信がない限り、知人への相談は慎重になったほうがいいでしょう。誰かに相談したい場合は、ケアマネジャーや地域包括支援センターなど、プロに頼るのがいいですね。

相談だけでなく、介護サービスなどプロの力を借りることは、介護において非常に重要。親がサービスを拒否しても、その言葉をそのまま受け止めず、説得を試みてください。

いまの時代、家族だけで介護を完結させるのは無理があります。まじめでやさしい人ほど周囲を頼ることができず、ひとりで抱え込みがち。これが、昔から変わらない介護の大きな問題点です。時代が変わって介護のサービス自体は充実しても、介護の悩みは大きくは変わっていません。仕事のような感覚で割りきりながら、無理をしないこと。それが介護を続けるための秘訣ですね」

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お話を伺ったのは

太田差惠子さん

介護・暮らしジャーナリスト 太田差惠子さん

1993年ごろより老親介護の現場を取材。AFP(日本FP協会)の資格を持ち、「介護とお金」の分野に精通している。近著は『親が倒れた! 親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第4版』(翔泳社)。

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