60代になり「朝起きると背中が痛くて、動き出すのに時間がかかる」「ふとした瞬間に背中に走る痛みがつらい」と感じていませんか? 背中の痛みは年齢による変化だけではなく、意外な原因が隠れている可能性があります。背中の痛みの原因やセルフケアを紹介します。
年齢だけじゃない!背中が痛くなる原因
背中の痛みはさまざまな要因によって起こります。背中が痛くなる主な原因をみてみましょう。
【1】背骨周辺の骨や筋肉の変化
加齢に伴い、背骨を支える骨や筋肉、椎間板などは徐々に老化していきます。これにより、椎間板ヘルニアや変形性脊椎症などにつながり、背中の痛みが起きやすくなります。
女性の場合、更年期以降は女性ホルモンのエストロゲンが減少して骨密度が低下しやすくなることも背中の痛みにつながる要因です。骨密度の低下が進むと骨粗しょう症となり、背骨がからだの重みを支えきれず、日常のささいな動きで背骨が変形・骨折しやすくなります。
【2】腰や背中への負担
重いものを持ち上げる、中腰で作業を続ける、デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けるなどの動作は腰や背中に大きな負担をかけます。
とくに、60代以降になると、運動不足などが重なり筋肉量が減少して筋力が低下しやすくなるため注意が必要です。正しい姿勢を維持することが難しくなり、姿勢の悪化を招きます。
姿勢が悪くなると、腰や背中へ過度な負担がかかり続けるため、慢性的な痛みにつながるのです。
【3】病気の影響
背中の痛みの背景に、内臓の病気が隠れていることもあります。
たとえば、狭心症や心筋梗塞などの心臓の病気では、背中や肩に強い痛みを感じることがあります。
また、腎結石や尿管結石、腎盂腎炎といった泌尿器系の病気、解離性大動脈瘤などの血管の病気、胆のう炎、十二指腸潰瘍、膵臓がんなどでも背中に痛みが生じることがあります。
もし、我慢できないほどの痛みがある場合や、発熱、嘔吐などの症状を伴う場合などは、早めに医療機関に相談しましょう。
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