「おなかが張って苦しい」「食後に胃腸の不快感が続く」などの状態に悩んでいませんか? おなかの張りは一時的なものと思われがちですが、生活習慣や病気によって起こりやすくなっていることも少なくありません。おなかの張りの主な原因と、日常生活のなかで無理なく取り入れられるセルフケアを紹介します。
おなかが張る原因とは?
おなかの張りは、主に胃腸内にガスが過剰にたまることで起こります。ここでは、胃腸にガスがたまる代表的な3つの原因を解説します。
【1】空気の飲み込みすぎ
食事や会話の際に空気を多く飲み込んでしまう「呑気症」が、おなかの張りにつながる原因のひとつです。
たとえば、早食いやよく噛まずに食べる習慣があると、知らないうちに多くの空気を体内に取り込んでしまいます。その空気が胃腸まで届くことでガスがたまり、張りや苦しさにつながります。
呑気症はストレスとも関係しており、ストレスがたまりがちな場合は注意が必要です。
【2】自律神経の乱れ
胃腸の働きは、自律神経によってコントロールされています。そのため、疲労やストレスなどで自律神経のバランスが乱れると、胃腸の機能が低下し、ガスが胃腸内に停滞しやすくなるのです。
とくに、60代の女性の場合は、更年期以降のホルモンバランスの変化が自律神経に影響を与え、結果としておなかの張りにつながることがあります。
病気の影響
生活習慣だけでなく、病気が隠れている可能性もあります。おなかの張りが起こる病気としては、主に以下が挙げられます。
・機能性ディスペプシア
・腸閉塞
・大腸がん
とくに、大腸がんの発症率は40代以降から80代でピークになるまで大きく増加する傾向があります。死亡率は60代から増加し始めるため、早めに異変に気づき適切な治療を受けることが大切です。(※1)
おなかの張りに加えて、食欲不振や腹痛、胸やけ、体重減少などの症状が見られる場合は、自己判断せず、早めに医療機関に相談しましょう。
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