カフェインとのつき合い方を見直す
カフェインは交感神経を刺激し、血糖値を上げやすくします。眠りの妨げにもなるため、睡眠の質低下の原因にもなります。コーヒーや緑茶、紅茶、ウーロン茶、コーラなどカフェインを含むものは摂り過ぎに要注意。空腹時や夕方以降などのカフェインの効果が出やすくなる時間帯は、特に摂取を避けるようにしましょう。一度、「午前中1杯だけにして午後はやめる」を試してみてください。これだけで不調がやわらぐ方が多いです。カフェインの影響には個人差がありますが、「自分には効かない」と思っている人でも意外と効果が出る場合が多くあります。

糖質を極端に減らすのはNG! 軽い調整でOK

血糖値の乱れを気にして、無理な糖質制限をする人がいます。60代女性は特に、極端に糖質を減らすのは絶対NG。大切なのは、過剰な糖質を摂り過ぎないこと、糖質を欲する体の状態を整えることです。そのためには軽めの調整でOK。甘い食べ物や飲み物を控え、主食(ごはん)は適量摂り、あとは61ページで紹介した食習慣を心がければ充分です。
長時間だらだらと「ちょこちょこ食べ」をしていませんか?

年末年始に、「ちょこちょこ食べ」をしていた人がいると思います。この期間の食事は、お餅やおせちなどで炭水化物量が多くなる、飲酒量が増える、普段なら食事を摂らない時間までだらだら食べ続けるなどにより、インスリンが出続けて脂肪貯蔵スイッチが入りっぱなしに。これは、血糖値を下げるための“ちょこちょこ食べ”である補食とはまったく別物です。年末年始はそこに運動不足が重なり、血糖値を乱れやすくする条件が揃うことに。この先GWなどでも同じようなことが起きがちなので、注意しましょう。
教えてくれたのは

医師・小池雅美先生
こいけ診療所院長。なす医院非常勤医師。漢方専門医。臨床分子栄養医学研究会特別認定特別指導医。漢方や栄養学、代謝学などをもとにした独自の治療を行う。著書に『気分の9割は血糖値』(東洋経済新報社)がある。
イラスト/熊野友紀子 取材・文/平井薫子
※素敵なあの人2026年3月号「血糖値を制する者が心も体も上向きに!」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売を終了している場合があります。
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