「毎年寒い時期は肌が乾燥してつらい」というお悩みはありませんか?
肌の乾燥が進むと皮むけや粉吹き、かゆみ、赤みなどの症状を引き起こすため、悪化する前に対策を始めましょう。
今回は、乾燥肌の原因や予防法についてご紹介します。
60代以上の女性は6割が肌の乾燥に課題を感じています
花王株式会社が60~99歳の男女に実施したインターネット調査では、6割の女性が乾燥に課題を感じているとの結果が出ています。(花王株式会社調べ「シニアの肌悩みとスキンケアの実態調査」)
代の女性に肌の乾燥に悩む人が多いのは、年齢とともに肌の新陳代謝が下がり、皮脂の分泌量が減ることが主な原因です。
また、女性ホルモン(エストロゲン)には肌の水分を保つ働きがあるため、閉経すると肌の水分保持機能が低下して乾燥が慢性化しやすくなります。
肌の乾燥は、皮脂欠乏症の可能性も!
ひどい肌の乾燥は、皮脂欠乏症の可能性もあります。
皮脂欠乏症とは、皮脂が不足して水分の蒸発を防ぐ皮脂膜の働きが低下し、肌が乾燥する病気です。
主な症状として、肌が乾燥して白っぽくなる、ひび割れる、カサカサしてフケのようにはがれ落ちるなどがあります。
また、乾燥によるかゆみでかきむしると炎症を起こし、乾燥性湿疹を引き起こすことも。
皮脂欠乏症はシニア世代に多く見られ、秋から冬に症状が悪化しやすいのが特徴です。乾燥やかゆみ、湿疹がひどい場合は、我慢せずに早めに皮膚科を受診しましょう。
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