疲れやすい、便秘、体が冷える、夜中に目が覚めるなど素敵世代に多いお悩み。対策として漢方を取り入れてみるのはいかがでしょう。今回は”体力低下・疲れ”と”便秘”のお悩みにおすすめの漢方薬をご紹介します。
【お悩み】体力低下、疲れ
「気」の不足により体力が落ち疲れやすい体に
体力低下や疲れ、食欲不振は、漢方では気の不足=気虚が原因とされます。気虚は胃腸の弱さや加齢による機能低下で起こりやすい状態。さらに血も不足したとき、60代女性が注意したいのが「フレイル」です。フレイルとは、筋力や心身の活力が著しく低下した状態。70代半ばから多く見られるようになるため、素敵世代はいまから対策しておくことが大切です。
体力低下、疲れに悩む人には、「人参養栄湯(にんじんようえいとう)」
体力低下や疲れの解消として、そしてフレイルの対策としてもおすすめしたいのが、この人参養栄湯。フレイルは、疲れやすいなどの“気虚”と貧血や栄養不足などの“血虚”を併せ持った“気血両虚”の状態。人参養栄湯には気を補って体に活力を与えつつ、血の力を高めてくれる効果があります。特に胃腸まわりに気を増やしながら、全体的に血を補っていくイメージです。病院でも、実際にフレイルの患者さんに使われることのある薬です。
効果・効能
病後・術後などの体力低下、疲労倦怠、食欲不振、寝汗、手足の冷え、貧血(体力虚弱な人に見られる諸症)
使用されている生薬
人参(ニンジン)、当帰(トウキ)、地黄(ジオウ)、白朮(ビャクジュツ)、茯苓(ブクリョウ)、芍薬(シャクヤク)、陳皮(チンピ)、遠志(オンジ)、黄耆(オウギ)、桂皮(ケイヒ)、五味子(ゴミシ)、甘草(カンゾウ)




