【5】薬園保存園、小石川養生所の井戸など歴史を感じられるものがある
江戸幕府の薬園だったため、当時栽培されていた約120種もの薬用植物がいまも栽培されています。1つ1つ植物名の立て札があり、なんとなく漢方薬で聞いたことがあるような名前の植物も。

また、園内には小石川養生所もあったため、そこで使われた井戸の跡もありました。水質がよく重宝されたそうで、関東大震災のときにも活用されたそうです。

ほかにも、青木昆陽がサツマイモの試作を行った記念碑など、歴史的なものがいくつもありました。もはや日本史の記憶があやふやで、歴女でもない私でも、「へ~、これがそうなんだ!」とじっくり見てしまいました。
さまざまな楽しみ方がある小石川植物園。ところどころにベンチもあるので、休みながら全体を回るもよし、気になったスポットをピンポイントに訪れるもよし。来園された方々も自由に楽しまれていて、高台の芝生に敷物を敷いてお昼ごはんを食べる方や、中にはお昼寝をしている方もいました。
自然が恋しくなったときの癒しスポットとして、ぜひ訪れて自分なりの楽しみ方を見つけてみてください。
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