年末に向けて少しずつ進めたい“暮らしのリセット”。なかでも、気づけば不要な服が溜まりやすく、毎日の気分を大きく左右するのがクローゼットです。今回は、エステー株式会社が公開したガイドブック『気分が上がるクローゼットの作り方』監修の昼田祥子さんによる、不要なアイテムを手放しながら心地よいクローゼットを整えるコツをご紹介します。
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不用品見直しの前に考えておきたい「気分が上がるクローゼット」とは?
まずは不用品の整理をする前にイメージしておきたいのが、理想のクローゼット。気分が上がるクローゼットはどういうものなのでしょうか?ガイドブックを監修したファッション編集者の昼田祥子さんに聞きました。
昼田さんによると、理想のクローゼットを作るためには「余白」がポイントであると言います。「気分が上がる」とは、シンプルに「自分にとって不快なモノ、コトがない」状態。使いやすく整っているという機能的価値に加え、空間をコントロールできている、好きなものだけがある、ということ。
ぎゅうぎゅうのクローゼットは、「仕事や生活のタスクがあふれ、頭がいっぱいいっぱいな状態と同じです」と昼田さん。洋服やアイテムが多すぎて、何が、どこにどれだけ入っているかわからない=コントロールできない空間になり、それが知らず知らずのうちにストレスになっている可能性もあるんだそう。
エステーのガイドブックを監修した昼田祥子さんと昼田さんのクローゼット。
ショップのようにすっきり整理された昼田さんのクローゼット。
かつては衣類が1000着もぎゅうぎゅうに詰まっていたとは思えないほど、いまは一目で見渡せる心地よい空間に。





