年齢とともにメイクもヘアも自信がなくなり、諦めがちな素敵世代でも本当に変われるのか。読者が YUTA. 式に挑戦します!
チャレンジしたのは
寺脇令子さん(60 歳 薬剤師)
眉メイクが苦手で雑誌やYouTubeを参考にしても強い眉になってしまいます。ベースメイクではシミのカバーが難しいしパウダーの適量もわからず、とりあえずのせている感じです。髪も悩みが多く、毎晩寝る前に整えても朝にはボサボサ。うねりも気になります。
STEP01 いまの自分を知り、見つめなおす
まずは、YUTA.式の特徴である、自分の現実と向き合い受け止める作業です。大人にとってはここがなかなかのハードルですが、見えなかった自分を発見でき心まで変わりそう。
【1】自撮りで自分を客観視する
自撮り棒を使うと便利
スマホカメラのグリッド線に眉毛を合わせて撮影。「グリッド線に合わせるのが少し難しいのですが、これを撮ることであらためてリアルな自分の顔と向き合えました。改善ポイントも具体的にわかりやすくなります」(寺脇さん)
【2】書き出して現在の外見と本音を知る
【3】メイク以前・美容以前を意識する
「舌のポジションや姿勢を意 識するだけで背 筋がすっと伸びて顔つきが変わる気がします。明るい場所で、コスメをすべて使用順に並べることで、メイクに集中できました」(寺脇さん)
力が入っていないのに無理なく背筋が伸びて輪郭も変わる気がします
自撮りとジャーナリングで見えたこと
毎日鏡を見ていても、好きな表情や角度を選んでいるので嫌なところは気づかないもの。「思った以上に顔が丸く横顔がもったりしていたこと。ほうれい線は目立っているし、肌にツヤがないなど、課題がたくさん見つかりました」(寺脇さん)
大人世代に共通する寺脇さんのいまのメイクは……
- ☑︎主張強めのピンクリップ
- ☑︎髪がパサつきがち
- ☑︎しっかり濃いめの眉毛
- ☑︎アイシャドウを上手く塗れない
- ☑︎フェイスライン全体を均一にファンデーションでカバー
- ☑︎シミを上手く隠せていない
- ☑︎お粉を全顔に重ねてツヤなし
これらをアップデートしましょう
- YUTA.さん
自分のネガティブな部分は見て見ぬふりをしたくなるもの。でもそんな部分ほど人からは見られています。客観的に問題点を捉えられれば本 気で解 決しようと思えるはず。特にメイクや髪、姿勢は、いますぐ簡単に変えられるので、自分を見つめ直して動き出しましょう。
撮影/藤井マルセル〔t.cube〕 ヘア&メイク/ YUTA. イラスト/本田佳世 文/片岡えり
※素敵なあの人2026年1月号『YUTA.式令和の若見えメイク』より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
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