【見どころ2】音楽の神様はいるのかも…闘病を経た2人の音楽家が向かう場所

吉井和哉

ERO
密着が始まった頃は映画になるかどうかも決まっておらず、「EROと出会っていま(の吉井和哉)があると知ってほしい」ということ静岡を訪れた吉井さん。3年にわたって撮影が続くなかで、吉井さんやEROさんの体調や、ミュージシャンとしての活動にも大きな変化があり、台本のないドキュメンタリーはドラマチックな展開に。教会や神様という言葉がキーワードとして登場し、「音楽の神様っているのかも」と思うようなできごとが起こります。

劇中で吉井さんは「自分も年を取るし、ファンもみんな年を取るし、みんなで乗り越えていこう」とコメントし、復活ライブに挑む姿を見せることで「同じ境遇にいる人、病気で苦しむ人の安心材料になりたい」と語ります。もうひとりの主人公EROさんは「自分を理解してもらうために歌う」と決意し、作詞、ギター、歌すべてがリハビリを経ての再挑戦。同じ時代を過ごしてきた50代、60代にはグッとくるシーンがたくさんあります。
【見どころ3】ミュージシャンの懐にすっと入るエリザベス宮地監督

映画を撮影したエリザベス宮地監督は、高知県出身で現在40歳。藤井⾵、back number、ano、BiSHなど様々なアーティストのドキュメンタリー映像やミュージック・ビデオの撮影実績があります。2020 年に監督した優⾥「ドライフラワー」MV の再生回数は現在までに2億回越え! また、2025年に監督したback number「ブルーアンバー」MVは、実在するドラァグクイーンを主役としたドキュメンタリーとフィクションが入り混じった内容で、3分半の映像に釘付けとなり感情を揺さぶられます。
相手へのリスペクトは忘れずに、どんなミュージシャンでも過剰にスター扱いしないフラットな雰囲気に心を開くのか、今作でも吉井さん、EROさんはリラックスしたやさしい表情を見せ、時々本音がこぼれ落ちているように見えます。エリザベス宮地監督だから撮れた映像は、なんとトータル500時間にもなったとか。それを2時間17分にギュッと凝縮しているのだから、見ごたえあります。
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