自分では気づきにくく、人にも相談しづらい口臭のお悩み。気になる口臭を改善・予防するには、唾液をたくさん出すこと、そして口内環境を清潔に保つこと。そのための習慣を紹介します。
食習慣
水分は一度にたくさんではなく、“こまめに”とる
口を乾燥させないためにまず大事なのは、きちんと水分をとること。ポイントは、一度にたくさんの量を飲むのではなく、こまめに飲むのを心がけることです。少なくとも1時間に1回、水を飲む習慣をつけるとよいでしょう。気をつけたいのが、飲酒時。アルコールをとることで口の中が乾きやすくなるため、お酒を飲むときは、必ず水もセットで飲むようにしてください。
料理をするとき、具材を大きく切る
唾液を出すためには、とにかくよく嚙むことが大切。食べるものを大きくしたり、かたさのあるものを食べたりすると自ずと嚙む回数が増えます。食事を作る際、根菜などのかための食材を使う、食材を大きく切るなどするとよいでしょう。
甘いものが食べたくなったら、りんごをチョイス
「なにか甘いものを食べたいな」と思ったら、りんごを食べるのがおすすめです。りんごにはポリフェノールが豊富に含まれており、それが口臭の原因物質であるメチルメルカプタンと結びついて、臭いの発生を抑えてくれます。皮ごと食べると、さらに効果アップ。嚙む力も使うので、口臭で悩む人にぴったりの食材です。お菓子を食べるよりヘルシーなのもいいところ。
口さみしければ、飴のかわりにガムを
よく嚙むようにするためには、ガムを活用するのも効果的です。口臭で悩む人には、飴をなめている人が多いように見受けられます。口さみしいからなめてしまうようですが、どうせ口に入れるならガムにしましょう。甘いガムではなく、キシリトールが入ったガムがおすすめです。飴なら舐めるだけですが、ガムなら嚙むことで咀嚼筋が刺激され、口の中でガムを転がすことで舌も鍛えられ、唾液の分泌が促されます。
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