長年ともに暮らしてきた夫婦とはいえ、趣味や楽しいと思うことは違って当然。お互い好きなことをして過ごしつつ、日々のゴハンは一緒に食べたいものですね。
育児休業をとった民間企業の男性の割合が、2023年度は30パーセントを超えたという記事を新聞で読んだ。そして、18〜25歳の男性の意識調査では、約84パーセントが育休を取得したいと答えて、約63パーセントは就職活動で企業の育休取得情報を重視すると回答したそうだ。
いいぞいいぞ、そうでなくっちゃ! 育児も家事も奥さん任せなんて昭和のやり方は、許されない。高度成長期の日本じゃあるまいし、妻が働いていようがいまいが、家庭のことをないがしろにする男は敬遠されるのだ。ちょっと話は飛ぶけれど、大金を稼ぐアメリカのメジャーリーグの選手だって、試合の前に幼稚園や学校に子どもを送り届けてフツーのお父さんをやっているそうだ。
さて、若い人たちが家庭のことに協力的なのは喜ばしいことだが、われらシニア夫婦はどうなのか。よく聞く話は、定年退職した夫の居場所が家にはないだの、時間を持て余している夫がなにをしていいのかわからない、というやつ。妻と食べ歩きや旅行をしたらいいんじゃない?と思うが、妻の方は夫と一緒ではつまらないから、女友達と行く方がいいという。つまり、現役時代の夫が家のことを奥さんに任せきりにしたツケが出たわけだ。
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