
吾妻橋、言問橋、桜橋と歩いた先に今回の散歩のお目当てのお店があります。和菓子の名店2軒。道を挟んであるのです。

まずは1軒目。「長命寺桜もち山本や」。
桜もちの由来は、創業者山本新六が享保2年(1717年)に土手の桜の葉を樽の中に塩漬けにして桜もちを考案。名跡長命寺の門前で売り始めたのだそう。隅田堤は桜の名所で、多くの人々に桜もちは喜ばれ、それが江戸の桜もちの始まりだそうです。

上品な薄皮の桜もちは大きな塩漬けの桜の葉3枚で包まれていました。一口いただくと、桜の香りと一緒に上品なあんこの甘さが口に広がります。お茶とセットで500円。店内でいただけます。