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素敵なあの人 2026年1月号

素敵なあの人 最新号

2026年1月号

2025年11月14日(金)発売
特別価格:1690円(税込)
表紙:富岡佳子

素敵なあの人 2026年1月号

公開日:

【60代ヘルスケア】夜中に何度もトイレに起きるのはなぜ? 夜間頻尿の原因と今すぐできる改善法【医師監修】

今すぐできる!夜間頻尿対策

今すぐできる!夜間頻尿対策

夜間頻尿は日常生活を工夫することで対策できます。無理のない範囲でセルフケアを取り入れてみましょう。

【1】水分の摂り方を見直す

夜間頻尿対策では、夕方以降の水分管理が大切です。

たとえば、夕方からは水分摂取量を控えめにし、とくに、お茶やコーヒーなどのカフェイン入りの飲み物やお酒は控えましょう。これらは利尿作用があり、夜間の尿量を増やす可能性があります。

また、スープやサラダのような水分量の多い料理も、夕食後に多く摂取しすぎないようにするとよいでしょう。

【2】脚のむくみを改善する

足やふくらはぎにむくみがあると、横になるとその水分が血流に戻り、尿の生成量が増える原因になることがあります。そのため、弾性ストッキングを着用したり、夕方にウォーキングをしたりしてむくみを解消しましょう。

寝る前に仰向けになった際、枕やクッションで足を少し高くするのもむくみの軽減に役立ちます。



【3】ツボを押す

尿トラブルに効果的なツボを押すのもおすすめです。夜間頻尿には、水分代謝を整える働きのある「湧泉(ゆうせん)」がおすすめです。


夜間頻尿には、水分代謝を整える働きのある「湧泉(ゆうせん)」がおすすめです。

足の裏にあり、人差し指と中指の股からかかとまでを線で結んで、上から三分の一のところに位置するツボです。血行を促し、むくみを解消したり心を落ち着かせたりする働きがあります。

ツボを押す際は、押しながら5秒かけて鼻から息を吸い、10秒かけて力をぬきながら口から息を吐き出しましょう。

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教えてくれたのは

都内大学病院、KDDIビルクリニックで循環器内科および内科に在勤。総合内科専門医・循環器内科専門医・日本睡眠学会専門医。産業医として企業の健康経営にも携わる。

自身の妊娠・出産、産業医の経験を経て、予防医学・未病の重要さと東洋医学に着目し、臨床の場でも西洋薬のメリットを生かしながら漢方の処方を行う。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行う。

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