日常生活のなかでできる!おならのにおい対策に効果的なセルフケア

おならのにおいを改善するには腸内環境を整えることが大切です。日常生活に取り入れやすいセルフケアを紹介します。
【1】食生活を見直す
肉や揚げ物など動物性食品の摂りすぎを控え、腸内環境を整える食材を意識して取り入れましょう。
とくに、ヨーグルトや納豆、キムチ、味噌などの発酵食品には善玉菌が豊富に含まれており、腸内フローラを整える働きが期待できます。ただし、食物から摂った善玉菌は数日で排出されてしまうため、継続的に摂取することが大切です。
また、野菜や果物、海藻類などに多く含まれる食物繊維は、善玉菌のエサとなるほか、便通の改善にも効果的です。
食物繊維には水に溶けやすく便を柔らかくする水溶性と、水に溶けにくく便の量を増やす不溶性があります。たとえば、海藻類や大麦には水溶性、ごぼうやきのこ類には不溶性の食物繊維が多く含まれています。さまざまな食材を組み合わせて、両方をバランスよく摂りましょう。
【2】ストレッチをする
ストレッチでからだを軽く動かすことで腸が刺激され、蠕動運動が活発になります。たとえば、以下のストレッチをしてみましょう。
ガス抜きストレッチ
- 仰向けに寝転ぶ
- 息を吸いながら片ひざを抱える
- 息を吐きながら太ももをおなかに押しつける
- 息を吸いながらひざをゆっくり戻す
- 反対側のひざを同様に抱える
仰向けに寝て両ひざを抱え、左右にゆっくり揺れるのも効果的です。無理なく続けられるストレッチを習慣にすることで、便秘改善やおならのにおい対策につながります。
【3】おなかを温める
腸は冷えに弱いため、おなかを温めることも大切です。冷たい飲み物を控え、常温や温かいお茶を選ぶようにしましょう。
また、腹巻やカイロを活用して外側から温めるのも効果的です。おなかまわりが温まると血流が良くなり、腸の動きが活発になるため、便通改善につながります。



