毎日の習慣にして六十肩を予防&改善「うちわエクササイズ」
うちわを使って手軽にできる3つのエクササイズをご紹介します。六十肩の改善だけでなく予防にもなるため、肩が痛いほうだけでなく、痛くないほうも行ってみましょう。
基本のうちわあおぎ
「うちわあおぎ」は、上記でお話ししたまさに「肩の回旋」の動きです。うちわをあおぐことで風の抵抗が生まれ、肩のインナーマッスルと肩甲骨周囲筋に軽い負荷がかかります。インナーマッスルを鍛えるためには強い負荷は逆効果で、このくらいの弱い負荷を積み重ねることが効果的です。
【1】椅子に姿勢よく座り、肩が痛いほうの手でうちわを持つ。肩が痛くない範囲で、外側に開く。床と平行になるように意識して。
【2】同様に内側に閉じる。1→2を一定のリズムで繰り返し、少し風が起こるくらいの速さで1分間を目安にあおぐ。
【CHECK!】うちわの持ち方
柄をにぎるのではなく、親指とそれ以外の4本の指で柄元を挟むようにして持ちます。それにより手首を使わずにあおぐことができるようになり、肩に正しい刺激を加えられます。
【NG】脇が開かないように注意
脇が開いてしまうと、肩甲骨周囲筋に正しく力が加わりません。うちわを閉じたときは特に脇が開きやすいので注意。
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