1章から4章まで、ピカソのセラミックを「見立て」で楽しむ
パブロ・ピカソ《小さな森梟》A.R.82,1949年
「1章 生命を吹き込む」の《小さな森梟》。ピカソがヴァローリスで好んで取り組んだ主題のひとつが「器―鳥」。ろくろで成形された日常の器は、ピカソの手によって命を得てフクロウや鳩に!
パブロ・ピカソ《牧神パンの頭部》unique,1947年10月11日
《小さな森梟》は西暦が異なります。「4章 変容する顔、古典への見立て」で紹介されている《牧神パンの頭部》。丸い皿の形を人間の顔に見立て、さまざまな表情や個性を表現している、ピカソのセラミック作品を代表するシリーズのひとつ。
このほかにも、2章が「手のひらの闘牛場」、3章が「テーブル-見立てのトートロジー」と見どころがいっぱい!
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