富岡さんが愛用するエッセンシャルアイテムから、大人に相応しい、いまどきのおしゃれをレッスンする連載。
今回は、大人の白ソックス論。富岡さんが考える、これぞという1足とは?
【今月のLOVE】ショウワタベのホワイトリブソックス
私の足元に吹き荒れる白ソックス〞旋風
以前は素足感が流行った時期もありましたが、あるときから素足よりもソックスをはいているほうが洒落ている気がするようになって……。
思い返せばサンダルの時期に、男性がテバみたいなスポーツサンダルに白いソックスをはいているのを見て、「かっこいいな」と感じたのがきっかけでした。
ひと口に白といってもクリーン過ぎず、ナチュラル感のある白で、地厚のもの。そして欠かせないのが、リブが足首からではなく甲からつながっているタイプであること。なぜなら、足首までリブで甲の部分はメリヤス編みの、いわゆるスポーティな白ソックスでは醸し出せない、ファッション感が協調されるような気がするからです。
そんな私の理想にぴったりなのが「ショウワタベ」。“一流の脇役”としてソックスをファッションの一部と捉える価値観が、そのままアイテムに表れています。
今回コーディネートに合わせたのは、どちらもショウワタベのオーガニックソックス。地厚のリブソックスって、そもそもがスポーティなアイテムだから、大人のスタイルに抜け感やいまっぽさをプラスするために取り入れるなら、カジュアルに転び過ぎないモード感のある1足を選ぶのがポイント。ショウワタベのソックスなら、ファッション性は担保されているから、その点でおすすめなんです。
今回はタイプの違ったふたつのスタイリングに挑戦。片方はスエットとローファーのつなぎに入れることでトラッドなニュアンスに引き寄せ、もう一方はレディなワンピースに合わせることでコンサバ感を払拭し、フレッシュな印象を後押し。白ソックスは大人の着こなしに旬な空気感をプラスしてくれる私的注目アイテム。皆さんもぜひお試しあれ。
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