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軍艦島とは?上陸ツアーに参加する際の注意点も解説
フェリーから眺める軍艦島の全景。上陸する前から建物の存在感に圧倒されます
軍艦島とは、長崎港から船で約40分の場所にある島です。海底炭鉱として栄え、高度経済成長の日本の鉄鋼業を支えてきました。1960年代の最盛期には島に5000人以上が暮らし、人口密度が世界一高いことで有名に。ちなみに正式名称は「端島(はしま)」といいますが、かつて島に鉄筋コンクリートの高層住宅が立ち並んでいた姿が軍艦に似ていたため「軍艦島」と呼ばれるようになったのだそう。2015年には世界遺産に登録され、現在は国内外から大きな注目を集めています。
1974年に閉山した後は無人島となりましたが、2009年から一部エリアが整備されたことにより観光客でも気軽に訪れることが可能になりました。上陸するためにはツアーに参加することが必須となり、個人所有の船などでは上陸できないため気をつけましょう。天候によって上陸できない日もあるので、ツアーを申し込む際には天気予報をチェックするのがおすすめ!基本的に風速5メートル、波の高さが0.5メートルを超える日は上陸が難しくなります。海が荒れやすい冬季や台風シーズンは特に注意が必要です。
気候が安定しやすい4月から6月、そして台風後の9月から10月にかけては上陸できる可能性も高くなるのでこの時期を狙うのもひとつの方法です。ツアー会社によっては上陸の成功率を公表していることもあるので、気になる場合は旅行計画前に問い合わせてみましょう!
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