「人生の目標」がある人は、年を重ねても疲れにくい傾向に!
―年々疲れやすくなっている気がしますが、年齢と疲れは関係ありますか?
そうですね。年齢を重ねることで体力が落ちて反射神経が衰え、身体的疲労は増えるでしょう。また、年齢が上がるにつれ認知機能が低下したり、ものごとに興味・関心を持つことが減ってしまったり、感動や喜びを感じることが少なくなったりすると精神的疲れも感じやすくなります。逆に言えば、いつまでもいろいろなことに興味を持ち、ちょっとしたことでも感動したり喜びを感じられたりする人は、何歳であれ疲れにくい状態のままでいられます。
私が思うのは、「人生の目標があれば疲れにくい」ということ。「なんのために生きているか」を言葉にして言えるような人は疲れません。努力を惜しまずに日々活動していれば、適度で心地よい疲れがあり夜はすぐに眠れて体が回復しやすくなります。
といっても、スターになる、ベストセラー作家になるというような大きな夢を抱きすぎると、なかなか達成できずに失望感のほうが大きくなってしまいます。音楽で人を楽しませる、趣味を通して子どもの育成に貢献する、などはいいですよね。人生をかけたくなるような目標があるといいですよね。
結論!人生の目標を持ち、規則正しい生活を送ろう!
- A子さん
先ほどの【1】〜【4】に気をつけつつ、人生の目標を持つことが大切なんですね。
- 南雲吉則先生
そうですね。人間は自律神経が整っていれば疲れたときにしっかり休めて、疲れが取れれば活動的になれます。自律神経を整えるためにも、規則正しい生活は大切です。バランスのいい食事をとり、夕食を食べたらなるべく早めに寝る、そして夜明け前に起きて体操をするなどをしてみてください。食材から必須栄養をとるのが基本ですが、不足していると感じるときはサプリを併用するのもおすすめです。
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撮影/山辺恵美子(人物) 文/酒井明子