今回、P&Gジャパンが行った調査から2人に1人以上が尿もれを経験している実態が見えてきました。
ポスト更年期世代の私たちの活動を大きく妨げる尿もれ。人生100年時代をもっと楽しむために自分に合った尿もれ対策を始めませんか?
「年だから」と我慢したらもったいない!
今回の調査で見えてきた尿もれの実態は、どのようなものだったのでしょうか? 「私たちが『4万人の日本女性に聞いた尿もれ大規模実態調査』で驚いたのは、尿もれ経験率の高さです。20代から60代の女性の2人に1人以上が尿もれを経験していました。なかでも50代は約65%、60代は約66%の方が尿もれに悩んでいたのです」とP&Gジャパンの縄田徳子さん。しかも、尿もれを経験しているの
は更年期以降の女性だけでなく、20代や30代の女性でも、6割前後が尿もれを経験していました(下記グラフ参照)。
尿もれは年を取った人がなるものではなく、女性ならどの年代でも起こることだったのです。恥ずかしがる必要はありません。この「年だから」と我慢したらもったいない!ような尿もれの悩みをみなさん誰に相談しているのでしょうか?「尿もれにマイナスイメージを持つ方も少なくなく、尿もれに気づいている方でも3人に1人が“誰にも相談したくない”と思っているようです。誰に相談していいかわからない、相談きる人がいないという方も、6割近くいらっしゃいました。その理由は“恥ずかしい”“相談するほどのことではない”“心配をかけたくない”などでした」(縄田さん)
尿もれや尿もれ対策に不安を抱えている方がたくさんいる実態が見えてきました。まだまだ楽しみたいこと、やりたいことがたくさんあるポスト更年期。尿もれを我慢して、やりたいことができなかったら、もったいない。我慢をしないためにも、尿もれのことを理解し、自分に合った適切なアイテムを使いながら、快適に過ごしたいですね。
イラスト/Yukino1118 取材・文/増田美加
※素敵なあの人2024年9月号「尿トラブルとの上手なつき合い方」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
この記事のキーワード