メルマガ

年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い 素敵なあの人Web

公開日:

【60代の夏バテ】夏の「ぐったり感」をなんとかしたい!夏バテの原因といますぐできるセルフケア2選を大公開!【薬剤師監修】

夏バテには漢方薬もおすすめ

夏バテには漢方薬もおすすめ

セルフケアを実践しても、なかなか夏バテの症状が改善しない、あるいはもっと積極的に体質から改善したいという方には、漢方薬も有効な選択肢のひとつです。

暑さや湿気といった外部環境の影響を受けたり、大量の汗とともにエネルギーを消耗してしまったり、胃腸の働きが低下したりすると、夏バテを生じると考えられています。

これらの状態を改善するために、個々の体力や症状、体質に合わせて漢方薬が処方されます。代表的な漢方薬には以下のようなものがあります。

夏バテにおすすめの漢方薬

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
胃腸の働きを高め、エネルギーである「気(き)」を補う代表的な漢方薬です。「医王湯(いおうとう)」とも呼ばれ、食欲不振、元気がない、疲れやすい、夏痩せ、寝汗などの症状に用いられます。

● 清暑益気湯(せいしょえっきとう)
その名の通り、夏の暑さによって消耗したエネルギーである「気」を補い、からだの熱を冷ます働きがあります。夏バテによる著しい体力低下、食欲不振、口の渇き、多汗、軟便・下痢などの症状に適しています。

● 生脈散(しょうみゃくさん)
汗をかきすぎて、エネルギーである「気」と「陰(うるおい)」が消耗し、心肺機能が低下した状態に使われます。息切れ、動悸、からだのほてり、口の渇き、多汗などの症状がある場合によいでしょう。

これらの漢方薬はあくまで一例です。漢方治療では、一人ひとりの体質や症状を細かく診て、最適な処方を選びます。自己判断せず、必ず医師や薬剤師、登録販売者などの専門家に相談し、自分に合った漢方薬を選ぶようにしましょう。

「あんしん漢方」は、スマホで申し込むだけで、医療チームとAIがあなたに最適な漢方薬を提案してくれるサービスです。無料相談もあるので、気軽に活用してみてくださいね。

● あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

    記事をシェア

    • X
    • facebook
    • line

    この記事のキーワード

    この記事を書いた人

    碇 純子さん

    薬剤師 碇 純子さん

    薬剤師・元漢方薬生薬認定薬剤師 / 修士(薬学) / 博士(理学)
    神戸薬科大学大学院薬学研究科、大阪大学大学院生命機能研究科を修了し、漢方薬の作用機序を科学的に解明するため、大阪大学で博士研究員として従事。現在は細胞生物学と漢方薬の知識と経験を活かして、漢方薬製剤の研究開発を行う。

    世界中の人々に漢方薬で健康になってもらいたいという想いからオンラインAI漢方「あんしん漢方」で情報発信を行っている。

    記事一覧

    アイコン画像メルマガ