顔が前方に出ている「顔出し型ねこ背」を治す
「ねこ首反らし」
首の緊張をほぐし、顔が前に出過ぎるのを改善。最初に顔を前に出すことで肩の力が抜けやすくなります。※頸椎症の人は行わないこと。
【1】浅めにいすに座る
いすにやや浅めに腰かける。肩の力を抜き、顔を前に出す。
【2】あごを引く
肩はそのままなるべく動かさず、あごを引く。背骨の真上に頭をのせることをイメージする。
【3】首をゆっくり後ろに倒す
目線をできるだけ上げながら首をゆっくり後ろに倒し、曲がる限界のところで止めて10秒キープ。なるべく真上を向くこと。首だけでなく、胸椎から曲げることを意識するといい。
【NG】首を痛める恐れがあるので、首を一気に倒さない。
【伸びを意識するところ】首の前側
首が見えづらくなっている「首なし型ねこ背」を治すには
3つのストレッチを行って!
3つすべてのストレッチを毎日行いましょう。ほかのタイプより治りづらいですが、根気よく続けることで確実に改善します。同様にふたつのタイプの特徴を合わせ持つ人は、それぞれの該当するタイプ別ストレッチを併用して。
普段から意識したい生活習慣
いつもより3cm歩幅を広げて歩く
腕を大きく振り、大股で歩いてかかとから着地すると、自然と骨盤が立ち、背すじが伸びます。いつもより3㎝でいいので、大股で歩いてみましょう。前重心になるハイヒールではなく、運動靴で歩くのがおすすめ。
骨盤が傾く要素を減らす
スマホを見る際は目線の高さ近くに置いて前かがみになるのを防ぐ、ソファに座るときは背もたれで背中を支えて背すじを伸ばす、長時間座るときはときどきストレッチをするなど、ねこ背を防ぐ習慣を心がけて。
Tシャツ ¥8,800、レギンス ¥14,520/ともにチャコット・バランス(チャコットお客様相談室)
撮影/中林 香 ヘア&メイク/中島由起子 モデル/藤井やよい イラスト/奥川りな 文/諸井まみ(TEAM H!)
※素敵なあの人2025年6月号『あっという間に背すじがすっと伸びる10秒ねこ背ストレッチ』より
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