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【60代ヘルスケア】「ほてり・のぼせ」が更年期後も続くのはなぜ?原因と日常生活でできるセルフケア3選をご紹介!

日常生活でできる!「ほてり・のぼせ」を和らげるセルフケア3選

日常生活でできる!ほてり・のぼせを和らげるセルフケアを紹介

原因が多岐にわたるほてり・のぼせですが、日常生活のなかで少し工夫することで、症状を和らげることができます。次にあげる3つの方法から、無理なく続けられそうなものを試してみてください。

【1】食生活を見直す

クールダウン食材を摂る
きゅうり、トマト、スイカ、メロン、豆腐、緑豆もやしなど、からだの余分な熱を冷ますとされる食材を、暑い時期やほてりを感じるときに意識して摂り入れてみましょう。(ただし、冷えを感じる方は摂りすぎに注意してください)

刺激物を控える
唐辛子などの香辛料、コーヒーや濃いお茶などのカフェイン、アルコールは、ほてりを誘発しやすいので、摂りすぎないように心がけましょう。とくに寝る前は控えるのがおすすめです。

大豆製品を味方にする
納豆、豆腐、豆乳、味噌などの大豆製品に含まれる「大豆イソフラボン」は、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすると言われています。毎日の食事に少しずつ摂り入れてみましょう。

こまめな水分補給をする
汗をかくと体内の水分が失われます。のどが渇く前に、こまめに水分を補給しましょう。ただし、冷たすぎる飲み物は胃腸を冷やし、かえって血行を悪くすることもあるので、常温か少し冷たい程度がいいでしょう。

【2】からだを動かす習慣をつける

軽い運動で巡りをよくする
ウォーキング、軽いジョギング、ヨガ、ストレッチなど、無理のない範囲でからだを動かす習慣をつけましょう。とくに下半身の筋肉を動かすと、全身の血行が促進され、「冷えのぼせ」の改善にもつながります。

深呼吸でリラックス
イライラしたり、カッとのぼせたりしたときは、意識的にゆっくりとした腹式呼吸をしてみましょう。息を鼻から吸っておなかを膨らませ、口からゆっくり長く吐き出すのを繰り返します。自律神経が整い、気持ちが落ち着く効果が期待できます。

【3】睡眠環境を整える

寝具を工夫する
ほてりや寝汗が気になる場合は、通気性や吸湿性に優れた天然素材(綿、麻、シルクなど)の寝具やパジャマを選びましょう。

寝室の温度・湿度を調整する
自分にとって快適と感じる温度・湿度を保つことが大切です。暑くて寝苦しい場合は、エアコンや扇風機を上手に利用したり、保冷剤をタオルで包んで首元や脇の下に当てたりするのもいいでしょう。

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この記事を監修したのは

山形ゆかりさん

あんしん漢方薬剤師 山形ゆかりさん

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

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