【2】湖畔にたたずむカフェで、朝の静けさを味わう
― 金鱗湖のほとりで、心をととのえるひととき
湯布院に到着してまず向かったのは、金鱗湖。
湖に清水と温泉が流れ込んでいるため、年間を通じて水温が高いのが特徴です。朝は湖面から朝霧(湯気)が立ち上っていました。湖自体は、思ったよりもこぢんまり。ゆったり泳ぐ魚や水鳥たち、親子の白鷺の姿に、思わず見とれてしまいました。
湖のほとりにテラス月のカフェ「CAFE LA RUCHE(カフェ・ラ・リューシュ)」は、モーニングから人気のお店ですが、今回は朝食はいただかず、ショップをゆっくり覗いてみることに。焼きたてのパンや、センスのいいオリジナルグッズが並ぶ店内は、訪れるだけで気分が上がります。次回はここで、のんびり朝ごはんを楽しみたいな…と心にメモ。
カフェの2階にはギャラリースペースがあり、この日はナンシー関さんの作品展が開催中。
消しゴム版画で知られる彼女のユーモアと鋭い視点は、どこか懐かしく、でも今の私の心にもすっと届くものでした。
金鱗湖と、湖面に映る空が美しい。
ナンシー関さんの展示風景
この記事のキーワード