口臭が起こる3大原因とは?
年齢とともに口臭が強くなる背景には、さまざまな要因が関係しています。
【1】唾液の分泌量の低下
唾液には殺菌作用や洗浄作用がありますが、分泌量の低下によってこれらの機能が低下すると、口臭が気になるように。
唾液の分泌が減るのは睡眠中や空腹時だけではありません。加齢によっても唾液の分泌量が減少するため、若いときよりも口臭が強くなる傾向があります。
【2】歯周病や虫歯など
歯周病や虫歯は、進行すると膿が発生し、強い口臭の原因となります。
歯周病では、口臭の原因となるガスのなかでも「腐った玉ねぎの臭い」と表現されるメチルメルカプタンが発生して強い口臭の原因となります。
歯周病や虫歯を治療しない限り、口臭が続くので、心当たりのある人は、早めに医療機関を受診しましょう。
【3】胃腸機能の低下
胃腸の働きが低下すると、消化不良が起こりやすくなり、腸内で悪臭を放つガスが発生。
このガスが血液を通じて肺に運ばれ、口臭として排出されることがあります。
また、腸内環境が悪化すると、有害なガスが発生しやすくなるため、口臭が強くなることも考えられます。