素敵世代が春らしく、いまっぽい肌になるためのベースメイク術を、ヘア&メイクアップアーティストの黒田啓蔵さんに聞きました。今回はファンデ編。下地で肌が整っているので、ファンデの量はとにかく少量。顔のパーツごとに丁寧にのせていきます。下地の後、少し時間を置いてからファンデを塗ると、より崩れにくく。今回は上品透明肌を目指します。
パウダリーファンデをブラシづけで作る「上品透明肌」
ふわっとフォギー、毛穴など肌の影が消え、クリアさが強調される透明肌。最小限の量のパウダーファンデをブラシでつけるから、いかにも塗りました風になりません。ファンデは軽くのせてから、最後にハンドプレスでフィットさせます(黒田さん)。
【1】軽やかにつくよう大きめのブラシを活用
大きめのブラシでパウダーファンデの上を3回すべらせて取り(=片顔分)、手の甲でトントン余分な粉を払います。いきなり顔にのせると、ドッと多くついてしまうので注意!
【2】強く押しつけず、フェザータッチでファンデをオン
毛穴が目立つ頰にブラシをのせ、くるくる動かしてつけていきます。あご、額もくるくる、鼻の横と目の下はブラシを立てて。途中で足りなくなったら足して、もう片側も同様に。
ブラシを立ててシュッシュッ
【3】仕上げのハンドプレスでフィット感を高めます
手のひらを両頰に当てて軽く押さえます。次に手を横にして額とあごをプレス。肌の上にふんわりのっているパウダーファンデが肌に密着し、崩れにくくなります。
やわらかで清らか。 透明肌で品のよさを強調
ブラウス¥47,300/エッフェ ビームス(ビームス ハウス 丸の内)、イヤリング¥6,300/アビステ
撮影/人物_資人導〔SEPTEM〕 ヘア&メイク/黒田啓蔵〔Iris〕 スタイリスト/飯田聡子 モデル/橋本弘子 文/入江信子
※素敵なあの人2025年5月号「黒田流春肌に着替えるベースメイク術」より
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