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素敵なあの人 2024年11月号

素敵なあの人 最新号

2024年11月号

2024年9月13日 (金) 発売
特別価格:1620円(税込)
表紙:結城アンナ

素敵なあの人 2024年11月号

アキレス腱が硬い60代必読!毎日の習慣にしたいアキレス腱伸ばし

公開日:

更新日:

アキレス腱が硬い60代必読!毎日の習慣にしたいアキレス腱伸ばし

アキレス腱の状態は足の健康に影響大

アキレス腱の柔軟性が重要な理由はさらにある、と長﨑先生はいいます。

アキレス腱がかたいとふくらはぎの大部分を占める筋肉が伸縮しないため、脚全体の血流が低下。むくみや冷えの大きな原因になります。この状態が続くと、血液が静脈の一部に溜まってコブのようになる下肢静脈瘤になる可能性も出てきます」

アキレス腱が伸びないまま歩行を続けると、その負担は、やがて足の変形にもつながります。

「変形の症状のひとつが外反母趾。そのまま歩き続けると、悪化し、恒常的な痛みの原因にもなります。こうした症状が出てくると、足指で地面を蹴り出し、ふくらはぎをしっかり使う歩行は困難になってしまうでしょう」

「1日8000歩が目安」といった歩数の目安も謳われています。ただ、足の健康面から考えると歩数だけでは充分ではなく、歩行の質が気になるところ。

 毎日、アキレス腱のストレッチを心がけて、ふくらはぎをしっかり使って歩ける足をキープしてください。

イラスト/澁谷玲子 構成・文/杉村道子
※素敵なあの人2024年9月号「9割 以上の素敵読者が足にお悩みあり!いつまでも「よく歩ける 足」を目指す万全フットケア」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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教えてくれたのは

長﨑和仁先生

下北沢病院副院長 長﨑和仁先生

慶應義塾大学医学部卒業。医学博士、慶應義塾大学病院外科非常勤医師。日本外科学会専門医・指導医。日本血管外科学会血管内治療認定医。国内の医療機関に勤務後、スタンフォード大学外科フェローとして渡米。帰国後、浜松日本赤十字病院外科部長・下北沢病院副院長創傷ケアセンター勤務、さいたま市立病院血管外科医長を経て現在に至る。

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