60代女性が気になる健康悩みのひとつに、「骨粗しょう症」があります。骨粗しょう症になると骨折しやすくなるだけでなく、痛みなどから運動量が減ってしまったり、思うように外出できなくなってしまうことも。
そこで今回は、骨粗しょう症はなぜ起こるのかといった原因や、いますぐできる予防法をご紹介します。
骨粗しょう症とは?
骨粗しょう症とは、骨の密度や質が低下し、骨がもろくなる病気です。骨がスカスカになって骨折しやすくなるのが特徴で、とくに高齢者や閉経後の女性に多い病気です。なんと、60代女性の5人に1人は骨粗しょう症であるといわれています。
60代の女性が発症しやすい原因としては、女性ホルモン(エストロゲン)の減少が関係しているといわれています。 エストロゲンは骨を守る働きを持ちますが、閉経によって分泌量が減少してしまうので、これにより骨がもろくなりやすくなるのです。
骨粗しょう症が進行すると、背骨が曲がる・身長が縮む・転倒時に骨折しやすいような症状があらわれると考えられます。(※1)