【4】運動と寒冷刺激で褐色細胞を刺激する
褐色脂肪細胞の働きを促すために有効なのが、運動と寒冷刺激。体を動かすことで細胞が刺激され、脂肪を燃焼し熱を作る力が活性化されます。寒冷刺激についても同様で、手を冷水で冷やすなど体温を一時的に下げることが脂肪燃焼に効果的です。
【5】なんちゃって糖質制限をする
肥満予防をするうえで大切なのが、毎日の糖質摂取量。おすすめしたいのが、1食40g、1日140gを目標とする“なんちゃって糖質制限”。ハードな糖質制限は低血糖などの体調不良を引き起こす可能性があるため避けるのが無難。ご飯は軽く1膳で35g、食パン1枚で25gなど、糖質量の目安を覚えておくと便利です。
甘い果物に注意
ヘルシーなイメージの果物ですが、糖質が多く含まれます。バナナ、ぶどう、キウイ、りんごなど甘さの強い果物は特に食べ過ぎに注意を。ぶどうは冷凍しておいて、小出しにして食べるなど工夫するとよいでしょう。
揚げものがあるときは主食を減らす
揚げ物の衣は糖質のかたまりです。から揚げやとんかつなどの揚げ物を白米と一緒に食べると、簡単に糖質量がオーバーしてしまうことに。どうしても揚げ物を食べたい場合は、白米などの主食の量を少なくしましょう。
麺類は半量に!
麺も糖質を多く含む食品。麺料理を食べるときは、麺の量を半分にして野菜やきのこをたっぷり入れるのがおすすめです。満足感が得られて栄養もしっかりとれます。また、糖質オフの麺を活用するのもいいでしょう。
イラスト/モリナオミ 文/平井薫子
※素敵なあの人2025年3月号「何歳からでも若返る老けない血管の鍛え方」より
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