血管を健やかに保ち、若返らせるためにはNO(血管内皮細胞で作られる一酸化窒素)をたくさん出すことが大切です。そのために今日からできる生活習慣をご紹介。今回は睡眠不足も血管を傷つける原因になるため、質のいい睡眠をとる方法です。
睡眠不足も血管を傷つける原因に!質のよい睡眠をとる
良質な睡眠を得るための対策を
血管は睡眠中に修復されるため、睡眠をしっかりとることが大切。また、睡眠不足が続くと交感神経が優位になり、ストレスと同様に血圧を上げる原因にも。ただ眠るだけでなく、質のよさも重要です。副交感神経を優位にする効果を高める食材をとる、血行をよくして眠りにつきやすくする体操を就寝前に行うなどの対策を。
【1】寝る前に「さびしんぼう体操」で血行促進
【1】膝を抱きしめます。手と布団の上で体育座りをし、ギューッと思いきり足の先に血液があまり行かなくなったのを感じればOK。その状態で、30秒〜1分間程度、ギュッと抱きしめ続けます。
【2】一気に開放して、布団の上に大の字になり、10〜15秒手足をぶらぶらさせます。1と2を交互に3回くらい行います。その後に布団をかけて眠ると手足から放熱してよく眠ることができます。