美白コスメを選ぶポイントは?
「メーカーがいちばん注力するのは美容液です。競争率が高く、毎日惜しみなく使える5000円前後から始め、目が肥えたら高価格にシフトするのも手。継続するためには、感触や香りが心地よく感じることも重要。新製品でなくても、ベストセラーや口コミで評判のいいものなら結果は出るはずです」
●主な美白有効成分
メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ効果を謳うことのできるおもな美白有効成分(厚生労働省に認可された成分)をピックアップ!
アルブチン………メラニン合成酵素であるチロシナーゼの活性を抑えます
コウジ酸………古くからみそやしょうゆ、日本酒などの製造に使われる麹の発酵過程や発酵液に存在する日本人になじみ深い成分。チロシナーゼの活性を抑えます
トラネキサム酸………肌荒れ防止有効成分と美白有効成分として承認。抗アレルギー作用や抗炎症作用も。メラノサイトを活性化する情報伝達物質にアプローチ
ナイアシンアミド………美白有効成分、シワ改善有効成分として承認。ビタミンB群の一種で、抗炎症作用もあるためニキビ予防や敏感肌ケアにも
ビタミンC誘導体………日本ではもっとも古い美白有効成分。メラニンの産生抑制のほか、抗酸化作用やコラーゲンの合成など、老若男女の美肌成分として人気
4MSK………サリチル酸の誘導体で、角化細胞から角質細胞への変化を正常化し、ターンオーバーを整える働きに着目し資生堂が開発。チロシナーゼの活性を抑制
ルシノール………ポーラがシベリアモミの木に含まれる成分に美白作用があることを発見し研究。チロシナーゼの活性を阻害し、肝斑などヒト色素沈着への効果も
この記事のキーワード