守ること、水分を与えること。 アフターケアも手抜きなく
君島 現代は、生涯浴びる紫外線の量も増えていて糖化や酸化を完全に避けることはできません。だからシミもできやすいし、気を抜くとくすみも。このシミを、このくすみをカバーしたい、 という思いがあると、手が自動的に動いてファンデーションを厚塗りしてしまうんです。私が365日UVケアを欠かさず、スキンケアやインナービューティに力を注ぐのは、隠すものを最小限にしたいから。
藤原 私は庭仕事やビーチでくつろぐときはツヤのある色つきの日焼け止めを塗るのだけど、それでもやっぱり焼けちゃう。紫外線を浴びた日はいつもより化粧水をたっぷり与え、美白コスメを投入し、クリームで栄養も。サプリメントでビタミンもチャージしてアフターケアを万全にします。
君島 私もその日の淀みや疲れを次の日に残さないよう心がけています。でも角層のすみずみまで潤いで満たすだけで、透明感は確実に上がりますよね。乾いた和紙は向こうが見えないけれど、濡れている和紙は向こうが透けて見える。それが透明感なんです。
藤原 確かに! それに人は細かいシワやシミよりも全体の印象を見ていますから。スキントーンが上がりツヤが出れば、マインドも明るくポジティブになるし、それこそが美容の力!
君島 まずはくすみの原因を知ることから。自分に必要なインナーケアとスキンケアを見極めてほしいですね。
藤原 心身の健康にも気をつけながら隠さなくていい肌を目指しましょう!