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年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い 素敵なあの人Web

素敵なあの人 2025年3月号

素敵なあの人 最新号

2025年3月号

2025年1月16日(木)発売
特別定価:1580円
表紙:結城アンナ

素敵なあの人 2025年3月号

公開日:

60代の肌と体を底上げするコラーゲン選びで大切なのは?量だけでなく質を高めることも大切!

数ある美容成分のなかで、もっともなじみがある成分のひとつ、コラーゲン。でも、肌や体にどういいの?不足するとどうなるのでしょうか。今回はそんなコラーゲンについて、資生堂ブランド価値開発研究所・シニアスペシャリストの原英二郎さん、資生堂ブランド価値開発研究所・研究員中西紘美さん、東京農工大学客員教授の服部俊治さんにお話を伺いました。

\コラーゲン丸わかり!/
一生摂りたくなる理由を解説します

「コラーゲンといえば美肌」と連想しがちですが、実は肌だけでなく、体にとっても不可欠な成分。まずはコラーゲンの構造や性質をいろいろな角度からお勉強!

 

【肌とコラーゲン1】皮膚においては真皮の約70%をコラーゲンが占めていて、種類によって役割が異なる

コラーゲン

画像提供/資生堂

  • 『Ⅰ型コラーゲン』線維型で太く、肌全体のハリを作る骨格の役割
  • 『Ⅲ型コラーゲン』線維型で細く、やわらかいクッションの役割
  • 『Ⅳ型コラーゲン』シート型で基底膜を形成
  • 『Ⅶ型コラーゲン』吊り型で基底膜と真皮をつなげる役割


【肌とコラーゲン2】コラーゲンが減少する原因は老化<紫外線。紫外線を多く浴びるとシワやたるみが加速します

コラーゲン図

加齢とともに肌のコラーゲンの量(緑の部分)は減っていきますが、紫外線を多く浴びた肌では、より加速度的に減っていく傾向に。また、肌の弾力を司るエラスチン線維(赤の部分)も変性して塊に。写真提供/資生堂


【肌とコラーゲン3】コラーゲンは人間の体を作っているたんぱく質のなかでいちばん量が多い!
(体重50㎏の人は約2.5㎏のコラーゲンを持っている)

【肌とコラーゲン4】アミノ酸が1000個つながった3重らせん構造で、必ず2個おきにグリシンが並んでいる

【肌とコラーゲン5】ラーゲンの3重らせんを細かく切った低分子の「コラーゲンペプチド」を摂取すると、消化吸収しやすくなる

【肌とコラーゲン6】体の中のあらゆる場所にあり、細胞をつなげる役割があるため、不足すると骨がもろくなるなど、体が正常に機能しなくなる
(コラーゲン含有量※水分を除く)

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教えてくれたのは

中西紘美さん

資生堂ブランド価値開発研究所 研究員 中西紘美さん

スキンケア商品を中心に数多くのブランド・商品の技術情報開発に従事。さまざまな分野の肌研究やスキンケア 商品を知るエキスパート 。

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教えてくれたのは

原 英二郎さん

資生堂ブランド価値開発研究所 シニアスペシャリスト 原 英二郎さん

皮膚科学研究や化粧品開発に30年以上携わってきた、肌とスキンケアのことはおまかせ、のスペシャリスト。

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教えてくれたのは

服部俊治さん

東京農工大学客員教授 服部俊治さん

ニッピバイオマトリックス研究所顧問を経て現職に。研究所在職中に科学技術分野・文部科学大臣表彰・科学技術賞を受賞。

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この記事を書いた人

「年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い」をテーマに、ファッション情報のほか、美容、健康、旅行、グルメなど60代女性に役立つ情報をお届けします!

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