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年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い 素敵なあの人Web

素敵なあの人 2025年3月号

素敵なあの人 最新号

2025年3月号

2025年1月16日(木)発売
特別定価:1580円
表紙:結城アンナ

素敵なあの人 2025年3月号

【60代ヘルスケア】60代こそ目の健康に注意すべき理由は!目の機能低下「アイフレイル」は健康寿命を左右します!

公開日:

【60代ヘルスケア】60代こそ目の健康に注意すべき理由は!目の機能低下「アイフレイル」は健康寿命を左右します!

アイフレイルの疑問4選

アイフレイル

【Q1】アイフレイルが起きる要因にどんなものがありますか?

【A1】年齢だけでなく環境や病気も影響します

加齢による衰えに加え、体の内外から受ける影響もあります。「紫外線を浴びる、喫煙をする、栄養バランスが偏った食事をするといった外からの要因で目の衰えが進行することがあります。また、糖尿病や高血圧症などの病気が、目の病気を引き起こすこともあります」

【Q2】一度起きた後に戻すことはできますか?

【A2】完全に戻すのは難しいので生活習慣を整え予防するのが大切

病気が原因の場合は治療である程度の機能回復が期待できますが、完全には元に戻せません。放置すれば症状は悪くなる一方で、最悪失明や弱視になることも。「そうならないためにも禁煙をする、食生活を見直す、運動をするなど生活習慣を整えることが大切です」

【Q3】アイフレイルは何歳くらいから始まりますか?

【A3】スタートは40 代半ばから自覚するのは60 代前後が多数

60歳くらいになると目がかすむ、見え方がゆがむなどの症状が出始めますが、実は老眼が始まる40代半ばからアイフレイルがスタート。「見えにくさなどは老眼であることが多いですが、そうでない場合も。不調を感じたら自己判断せずに必ず病院へ行きましょう」

【Q4】どう対策したらいいですか?

【A4】目を酷使し過ぎないよう気をつけときどき休ませるようにしましょう

まずは目の病気がないか定期的にチェックすることが大切です。そのうえで、目を酷使せずに休ませましょう。「長時間スマホの画面を見ない、暗い場所で本を読まない、といったことを心がけましょう。目が疲れたときは、遠くを見て目を休めるのもおすすめです」

文/酒井明子

※素敵なあの人2024年12月号「加齢による目の機能低下を防ぐアイフレイル予防ガイド」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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大鹿哲郎先生

筑波大学眼科教授 大鹿哲郎先生

東京大学医学部卒業後、同大学の講師、助教授などを経て、2002年より筑波大学眼科教授。2017年より日本角膜学会理事永、日本眼科学会理事長、2019年より日本眼科AI学会理事長、2023年よりアジア太平洋眼科学会(APAO)President-Electを務める。

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