今年1年の厄を落とし、新しくよい気を呼び込むには絶好のタイミング。運気をあげるために旅に出てみるのもおすすめです。今回は素敵読者の開運旅を拝見! スペインの世界遺産「サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路」を歩く巡礼旅をレポートします。
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嵐の巡礼路を行くスペイン 神様のごほうびは人との出会い
「世界遺産サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路を歩こう」。井手さんがそう決心したのはふたつの理由があります。
ひとつは今後、年齢的に体力勝負の旅が厳しくなるから。もうひとつは亡き愛犬まぁくんへの思い。「私が巡礼路を歩いて徳を積んだら、天国のまぁくんが神様によくしてもらえるかな」と算段したとか。
普段はひとりでどこでも行くけれど、今回は全長約800㎞の巡礼路のラスト100㎞を踏破するため、サポート体制が万全なツアー旅行に参加。
「集団行動が苦手でツアーは不安だったし、3つの台風に襲われて天気は最悪。泣きそうにハードでしたが、日本にいたら接点のなかった仲間に会え、人生で1番か2番に入る達成感を得られました。私自身に対する開運は考えていなかったけれど、巡礼のご利益は充分過ぎるほどいただきました」
●井手しのぶさんProfile
空間デザイナーとして活躍。神奈川県鎌倉市にある自宅で愛犬、 愛猫と暮らし、センスに溢れるライフスタイルはさまざまなメディアで 注目の的。趣味は散歩と旅。インスタグラム@shinobuide
人生の新しい扉を開いたカミーノ(道)を行く旅がSTART
スペインのレオンを発ち、巡礼者たちが自分の住む町の小石を置いて祈りを捧げたという「鉄の十字架」を見学。いよいよ巡礼の旅が始まります。
巡礼者必携の「クレデンシャル」(巡礼手帳)。スタンプカードのようなものでポイントごとに押印してもらいます。
白いホタテ貝は巡礼者である印。
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