食事制限だけなく、しっかり運動も!
―糖質制限以外にダイエットをするときに、気をつけることはありますか?
糖質を制限しているのに日常的に運動をしないと、体が筋肉を分解して糖に変えていきます。そのため、筋肉を維持するためにはタンパク質を摂りながら、毎日30分の有酸素運動をするようにしましょう。
おすすめはNHKで放送しているテレビ体操。たった10分ですがこれならば雨の日も暑い日も寒い日も、家の中で行うことができます。朝の回ならば早起き、夜更かししない習慣も身につきますよ。
また、スーパーまで20分以内であれば、買いだめせずに歩いて毎日行くようにしましょう。
―お酒はダイエットの敵のように言われますが、お酒も制限したほうがいいでしょうか?
お酒は週に2回まで楽しく飲むのであればOK!糖質の多いお酒をたくさん飲んだり、おつまみで糖質をとり過ぎないように気をつけましょう。
結論!脂質よりも糖質を減らした方が痩せる!
- A子さん
ダイエットをするときに、食べるといいものはありますか?
- 南雲吉則先生
筋肉量を維持するために、お茶代わりにたんぱく質が豊富な出汁を飲むのがおすすめです。
また先ほどもお話ししましたが、お米が食べたいときにぴったりなのが、雑穀玄米。まとめて炊いて冷凍しておくといいですね。
19種のアミノ酸を効率よく吸収できる!
筋肉を維持するのにぴったり
国内製造のカツオ、イワシ、無臭にんにく、昆布などの自然食材を丸ごと使った、無塩の出汁。筋肉の素になるアミノ酸や、アミノ酸が結合したペプチドを豊富に含み、ダイエットや筋肉量を維持したいときのサポートをしてくれます。カラダがよろこぶ出汁 300g ¥1,944/命の食事
全粒穀物と大麦をブレンドした
栄養豊富な雑穀玄米
玄米に全粒穀物と大麦をブレンド。白米に比べ、ポリフェノール、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。無洗米なので、手間をかけずにすぐ炊けるのも便利です。
「毎食炊くと必ずお米を食べなめればいけないと思い、食べ過ぎてしまいます。一度にまとめて炊き、小分けに冷凍しておけば、食事が足りなかったときだけ最後に食べればいいので、食べ過ぎ防止になります」(南雲先生)
雑穀玄米 900g ¥1,404/命の食事
撮影/山辺恵美子(人物) 文/酒井明子