毎日食べたくなる、季節に寄り添ったごはんを、「薬食同源(食べることは心と体を育む)」の考え方をもとに料理を提案する、料理家の李映林さん、コウ静子さん親子に教えてもらいました。今回は、素朴なおいしさで体を労わる「しいたけ粥」のレシピをお送りします。
旨みが凝縮し、栄養も◎ 万能な乾物を大活用!
「買い物行けないときなど、わが家では常備している乾物に助けられることが多いです。切り干し大根、干ししいたけ、きくらげ、ひじきなどを使っていろいろな乾物料理を作りますが、年末年始におすすめなのが〝しいたけ粥〟です。
家族や友人と集まり、いつもより食べる量やお酒を飲む量が増える時期は、胃腸も疲れがちですよね? しいたけは胃腸の働きを整え、胃もたれや食欲不振を改善するほか、便秘解消にも効果的なので、体を労る料理としてぜひお試しください。滋味深く、やさしい味わいにほっと癒やされますよ。
しいたけ粥に組み合わせる副菜は、豆を主役にしたメニューを。香ばしくから煎りをして食感を残した豆は、やわらかなお粥と相性抜群。一緒に食べると、歯ごたえのある豆がいいアクセントになります」
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