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素敵なあの人 2025年3月号

素敵なあの人 最新号

2025年3月号

2025年1月16日(木)発売
特別定価:1580円
表紙:結城アンナ

素敵なあの人 2025年3月号

公開日:

更新日:

【岐阜県・東美濃】旅ライターも満喫!本格陶芸体験やアートを楽しみ飛騨牛や鰻を堪能!【美濃焼と絶品グルメを楽しむ1泊2日ツアーレポ(前編)】

【18:00】夕食は老舗の鰻屋へ!「老鰻亭 魚関」

老鰻亭 魚関 調理場の様子

多治見の鰻は炭火でじっくり焼き外側をカリっとした食感に仕上げます

創業明治30年、100年以上の歴史を誇る老舗の鰻屋さんで夕食をいただきます。多治見の鰻は関東の蒸し焼きとは異なり、白焼きにしたあとにみりんで照りを出してたまり醤油ベースのタレをつけて炭で焼いていきます。この工程を行うことで皮面はカリカリ、中はふっくらとした食感に仕上がります。

「老鰻亭 魚関」うなぎ丼 (並 4切)

たっぷりのタレも香ばしい「うなぎ丼(並 4切)」2,750円

店主の村手さんによると、鰻の調理の世界には「割き三年、串打ち五年、焼き一生」という言葉があるそう。炭はガスのように温度調節が容易にできないため、技術の習得が難しく一生をかけて取り組む必要があり、そこに鰻調理の奥深さが存在するのだそうです。実際に炭で焼きあげた鰻は豊潤な香りで、ふたを開けた瞬間から幸せな気持ちになれました。

老鰻亭 魚関 う巻き 飛騨牛のたたき

料理はどれも地元のお酒と相性抜群。口のなかでとろける美味しさです(左から)「飛騨牛 たたき」1,500円、「う巻き 焼き立て鰻入りだし巻 八切」4,800円

老鰻亭 魚関 うなぎ白焼き

まずは何もつけずにそのまま食べてみて。「うなぎ白焼き」3,800円

「多治見では昔から『うな重』ではなく『うな丼』を食べる文化があります。ここは焼き物商が集まる商談のまちでもあり、そこで食べる料理として親しまれてきました。いまでもお祝いの席だけでなく、日常生活のちょっとしたうれしいできごとのご褒美として利用されるお客さんも多いです」と店主・村手さんが教えてくれました。地域の文化と食のつながりを感じながらぜひ味わってみてくださいね。

老鰻亭 魚関
岐阜県多治見市本町4-32
https://www.uoseki.co.jp/

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この記事を書いた人

丹下紋香

旅行ライター 丹下紋香

生活情報誌やムック本を中心に、旅行・お出かけ関連の記事を執筆しています。趣味はひとり旅で、最近は台湾を周遊するのがマイブーム。マイルやお得な割引を活用して弾丸旅行を楽しんでいます!

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