『素敵なあの人』で大人気企画「素敵な宝島田家物語」。60代の元気なグランマ宝島田素子さんを主人公に、着回しを見せていきます。
今回は、防災の見直しをしながら、気温差があり、着るものに迷いがちな秋のコーデをご紹介します!
昨日までのお話
家に来た香織と賞味期限が近い非常食でランチローリングストック、大切ね!【50代・60代秋の着回し3weeks Day4】
Day5
隣の部屋から
「東京も危険」のアナウンスが!
アイロンかけてる場合じゃない??
肌寒いのでウールシャツを羽織ってアイロンがけしていると、遊びに来ている孫の海斗がいる部屋から「東京にも危険が迫っている」と声が。大変! 海斗を避難させなきゃ! 慌てて、隣室に飛び込むと、タブレットでパニック映画を観ている海斗が。「グランマも一緒に映画観る?」だって。ふぅ。現実じゃなくてよかったわ。
今回のコーデアイテムはこちら!
薄手タートルネックトップス
1枚で着ても、上に重ね着してもサマになるフィット感のあるタートルネック。もたつかない薄手素材なので、いますぐから真冬まで長く着られます。さらりとした肌ざわり。タートルネック¥12,000/バナナ・リパブリック
シャツ×パンツのセットアップ
1組あると重宝する、品のよいグレーのセットアップ。しなやかで薄めの素材で、3シーズン着まわせます。シャツもパンツもクラシカルな細身シルエット。シャツ¥22,000、パンツ¥21,000/ともにバナナ・リパブリック
白コーデュロイワイドパンツ
フランスのパンツ専業ブランドならではの、脚を長く見せてくれる美シルエット。飽きのこない白コーデュロイなので、何年でも活躍してくれます。パンツ¥72,600/ベルナール ザンス(ビームス ハウス 丸の内)
あらすじ
60 代になり、ますます元気なグランマこと宝島田素子さん。OL 時代に、社内の憧れの的であった雄三さんと結婚。一男(慎一)、一女(香織)に恵まれ、家事と育児に励んできましたが、子どもたちもそれぞれに家庭を持ち、やっと自分の時間を持てるように。
今回は、大規模地震に対する警戒や異常気象による災害などのニュースを観て、「うちは大丈夫かしら……?」と備えの見直しをする素子さんですが、いざ始めてみると、非常食が賞味期限切れだったり、避難所への経路を確かめていないことに気づいたり。避難訓練に参加するなど、防災に前向きな素子さんの言葉にのせて、秋の着まわし3週間コーディネートをご紹介します。
登場人物
【主人公】素敵なグランマ 宝島田素子(たからしまだもとこ)
子どもたちの独立後、のんびりしつつも、推し活や旅行など自分の時間を楽しんでいる60代主婦。若いころからファッションが大好きで、いまも娘の意見を聞きながら、トレンドを程よく取り入れるように努力しています。
【夫】愛妻家のグランパ 宝島田雄三(たからしまだゆうぞう)
元エリート商社マン。仕事人間で留守がちでしたが、定年後、コンサルタント会社を起業してからは、家事を手伝ったり、旅行を計画したりと、夫婦の時間を充実させようと模索中。ロマンチストで、なによりも家族を大切にしている愛情深いグランパです。
【娘】おしゃれなワーキングママ 千代田香織(ちよだかおり)
おしゃれセンス抜群の宝島田家の長女。アウトドア好きの夫と小学6年生の男の子の3人暮らし。子育てに仕事に奮闘しています。週に1度は実家に遊びにくるほどグランマと仲よしで、お互い、悩みの相談をすることも。
撮影/人物_ 西﨑博哉〔MOUSTACHE〕、物_ 山下忠之 スタイリスト/福田麻琴 ヘア&メイク/森 ユキオ、後藤若菜〔ROI〕 モデル/結城徳子、田中カール、鈴木六夏 文/秋元恵美
※この物語はフィクションです。
※ヒール、ソールの高さ、バッグのサイズは編集部調べ。H=タテ、W=ヨコ、D=マチです。
※素敵なあの人2024年12月号「60代の秋の着回し3weeks」より
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