撮影のときに差し入れてくれるおいしいもののセンスが、いつもキラリと光っている風吹ジュンさん。贈り物にも手土産にもぴったりな風吹さんのおすそ分けリストをご紹介します。日々の暮らしや大切な人との間も心地よくつないでくれるはず。
店員さんに〝ちゃんと〟捕まる。それも逸品と出合う近道
若いころ、ハワイでスキンケアの「ラ・メール」を知り、日本に上陸するずっと前から使い続けていました。なんだか気になる、よさそうと思って買ってみると、どハマりする―。出かけた先で長いつき合いになるものとの出合いが、実はよくあります。
特に食はそういう出合いが多く、シンガポールでスペアリブを煮込んだ「肉骨茶(バクテー)」にハマったときは、現地でスパイスを買い込み、朝ドラの撮影現場で〝炊き出し〟をしたことも。旅先では常に新しい味との出合いの連続で、舌が鍛えられます。
でも、遠出をしなくても発見はあるんです。たとえば、デパートの催事やスーパーの試食販売。「なんだろう?」と気になったら、私、店員さんに〝ちゃんと捕まってみる〟んです(笑)。そして、試してみる。そういうときほど、「捕まってよかった」という結果になることが多い気がします。
おいしいもの、心地よいと思うものやことに貪欲なのはずっと変わらず。それが、いい出合いを引き寄せる秘訣なのかもしれません。
贈り物や手土産選びは悩ましいこともありますが、そんなときこそ、自分の足で見つけて、試して、よかったり、おいしかったものの出番。それがいちばん、自信を持って勧められるし、私らしい選択だと思うのです。
気づくとたまってきた〝よかったものリスト〟を、これから皆さんとシェアして、幸せのおすそ分けができたら嬉しいです。
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