素敵なあの人に、日ごろどんな「開運アクション」をしているのか緊急取材!今回は山本浩未さんの登場です。実はネガティブだという山本さん。どんなことを実践して運を味方にしているのでしょう。
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ヘア&メイクアップアーティスト山本浩未さん
メイクのみならず、気持ちが元気になるポジティブな美容理論に定評がある。近著に『60歳ひとりぐらし 毎日楽しい理由』(小学館)。
「実はネガティブ」。それも私自分を好きになることで運が開けました
実は相当なネガティブな性格で、若いころは神社や占いに頼りっぱなしだったという山本浩未さん。そこからハッピーオーラ溢れるいまに至るまでの道のりに、開運のヒントが隠されていました!
どんなに神頼みしても結局は自分次第
「30~40代のころは運気が上がるといわれることは全部やっていました(笑)。神社やパワースポットを巡ったり、占いも大好きでしたね」
そう話すのは、パワースポットのようなハッピーな笑顔が魅力の山本浩未さん。当時は〝神頼み”で幸せにしてもらおうとしていたけれど、あるときなにをしてもダメなときはダメだし、結局は自分次第だと気づいたそう。
以来、その熱は落ち着き、日々の暮らしのなかで自然にできて、自分が心地いいと思えるアクションだけ続けています。しかも毎日ではなく、できるときだけ、とあくまで緩いスタンスで。
「盛り塩は毎日変えるのが大変過ぎて続きませんでした(笑)。でも、風水でいいといわれる水まわりや玄関をきれいにしておくのは、私が気持ちよく暮らせるので、いまでは特に開運を意識するわけでもなくやっています」
自分を好きになれたきっかけはメイクでした
もともとかなりのネガティブ思考。いつも人と比べては落ち込み、「私なんか」が口癖。自分のことを好きだとは思えなかったけれど、代になり、メイクをするようになってから少しずつ意識が変わってきたといいます。
「いまでも根はネガティブ。でも、それが私だし、自然と〝ないものねだり”をするより自分が持っているものを生かすしかないと思うようになりました。これは完全に年の功(笑)。
20代のころは自己否定が酷過ぎて、自分に手をかけてあげることができず、メイクもおざなりでした。でも30代になり、少しずつメイクをするようになって見た目が変わったら意識も変わってきて、〝私っていいじゃん!”と思えるようになり、”いま”の自分を好きになることができたんです」
落ち込んだり、調子が出ないときもあるけれど、そういうときこそメイクもスキンケアも一層丁寧にして、自分にやさしくしてあげるといいます。
「毎朝、顔をやさしく手で包むようにスキンケアして、丁寧にメイクをする。そうするといつの間にか気持ちが上向いてくるんですよ。そういう意味ではスキンケアやメイクこそが、私にとってのいちばんの開運アクションかもしれませんね」