山本浩未さん直伝！大人の幸せ顔を手に入れる！ぼかしチークの入れ方とは？【山本浩未さんの「これだけ」メイク塾】

チークを塗ると濃くつき過ぎて悪目立ちしてしまう、と悩んでいませんか？　「ぼかし色」を上に重ねることで、その悩みは解決できます。さらに、重ねることでチークの色がとばずに長時間キープでき、崩れ防止効果も発揮。そのテクニックをヘア＆メイクアップアーティスト山本浩未さんに教えてもらいました。

大人はチークを味方につけないなんて損！いつものチークに “ ぼかし ” を重ねるとナチュラルに！

大人はチークの有無で、素敵さ〟に大きく差が出ます、と山本浩未さん。
「チークはもともと、肌に血色をプラスして、生気のあるいきいきとした顔色に見せてくれるアイテム。大人の場合はさらに、形崩れしてきた顔のフォルムを立て直してくれる効果も得られます。頰のいちばん盛り上がった部分をチークで強調することで、顔全体が立体的でプリッとハリのある印象に。大きな味方になってくれるので、使わないなんてもったいない！」

ただ、濃くつき過ぎて〝おてもやん〟のようになってしまう、頰のシミと赤みが重なってシミが目立ってしまう……など、チークに苦手意識をもっている人が多いのも現実。

「そんな人はぜひ〝ぼかし色〟のパウダーを上に重ねてみて。先に塗ったチークより淡い色で、輝きのあるサラサラ質感のものを用意してください。光の効果で〝おてもやん〟も〝シミ〟も〝シワ〟もぼかして目立たなくしてくれます。肌がきれいに見えるので、ちょうどよくチークが塗れた日も使えるワザです」

ブランドによってアイテムの名称は「チーク」だったり「ニュアンスパウダー」だったり「フェイスカラー」だったりとさまざまですが、先に塗ったチークより淡く肌なじみのよい色で、サラサラの質感ならば、どんなものを選んでもOKです。

「ポイントは、ごく薄く重ねること。この記事の『指名買いアイテム』で紹介しているような毛足が長く、毛が密でないブラシを使うと力が入りにくいので、狙いどおりの薄さにぼかせます。先に塗ったチークを挟み込むから、時間が経ってもチークの色がとばないのもメリットです」