たるみ改善にマッサージは有効
30代からほうれい線が出て、40代でマリオネットラインが現れ、50代で輪郭がもたつき深刻なたるみに。
「たるみは、真皮の空洞化、重力に逆らう表情筋や立毛筋の衰え、さらに皮下脂肪が膨らみ過ぎて重くなり、皮下脂肪からコラーゲンを分解する悪い因子が分泌されるなど、いくつもの要素がからみ合って起こります」と原 英二郎さん。
顔の形状を支えている皮下脂肪と真皮の境目にある突起状の構造体は、肌に対して真上から適度な圧を加えると、線維芽細胞の素となる細胞が活性化されることもわかってきました。つまり、ハンドプレスのようなマッサージが効果的、というわけです。
「真皮の空洞化や立毛筋の衰えも、突起状の構造体の強化も、先進コスメでケアできる時代に。さらに、マッサージや顔のエクササイズで表情筋を鍛えることも意識しましょう」
60代からは老け肌色にも注意
文/片岡えり
※素敵なあの人2024年11月号「素敵寿命を延ばすために知っておきたい、最新エイジングケアのすべて」より
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