関節痛におすすめの漢方薬もあります
関節痛には、上記でお伝えしたセルフケアに加えて、漢方薬の服用もおすすめです。漢方薬は根本改善を得意としているので、痛みを緩和するだけでなく、関節痛を起こしにくい体質に導く働きも期待できます。
関節痛には、鎮痛作用で痛みを和らげるだけでなく、下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。
・からだを温めて冷えによる痛みを改善する
・血流をよくして関節や神経の機能を回復する
・関節に停滞した余分な水分を取り除く
・ホルモンバランスの乱れを整える
自然由来の生薬でできているのが漢方薬の特徴です。一般的に西洋薬よりも副作用が少ないといわれているので、まずはお試しで飲んでみるのもいいかもしれません。
疎経活血湯（そけいかっけつとう）
血流をよくし、余分な水分を取り除いて、痛みを治していく漢方薬です。とくに、痛みやしびれが目立つ場合に用いられ、関節痛や腰痛のほか、神経痛に悩んでいる方に適しています。(※6)
桂枝加朮附湯（けいしかじゅつぶとう）
からだの表面を温めつつ、痛みを取り除く漢方薬です。関節痛や神経痛などの痛みに用いられ、冷え性の方に適しています。(※7)
西洋薬に比べて副作用が少ないとはいえ、自分の体質に合っていないものを服用してしまうと、効果が感じられなかったり副作用があらわれたりする可能性も否めません。
しかし、自分に合った漢方薬を見極めるのは難しいですよね。そんなときは、「あんしん漢方」のようなオンライン個別相談サービスを利用するのもおすすめです。漢方に詳しい薬剤師にスマホで気軽に相談ができ、お手頃価格で自宅に郵送してくれますよ。
●あんしん漢方：https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/
つらい関節痛は我慢しないで相談を
痛みが続くと、生活に支障が出るのはもちろん、精神的にもしんどくなってしまいますよね。関節痛にお悩みの方は、今回ご紹介した方法をぜひ試してみてください。ただし、痛みが強い場合は無理をせずに、医師に相談するようにしましょう。
参考サイト
(※1)えすみ リウマチ整形外科クリニック「関節痛（変形性関節症）」
(※2)社会福祉法人 恩賜財団 済生会「関節痛」
(※3)三国ゆう整形外科「「関節の痛み、こわばり」は「更年期障害」の症状のひとつです」
(※4)田中消化器科クリニック「No.027 関節痛対策サプリメント」
(※5)こうゆうクリニック「変形性膝関節症は温めた方が良い？冷やした方が良い？」
(※6)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ疎経活血湯エキス顆粒（医療用）」
(※7)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ桂枝加朮附湯エキス顆粒（医療用）」
記事をシェア
Related
