エイジングサインが目立つならスキンケア。もちろんそれも大切ですが、 実は活用すべきなのが、ベースメイク。スキンケアと遜色ないほどのケア効果が あって、自然に仕上がるファンデや下地の力を借りて、晴れやかな肌に。
大人の美容学とは……
肌の老化やシミ、シワの原因から、化粧品の成分やその役割まで、意外と知っているようで知らない美容のこと。「大人の美容学」では、美容の知識を増やし、納得して化粧品を選んだりケアを行ったりできるような学びの企画を不定期連載でお届けしています。
トレンドは素肌の美しさを強調するスキンケア系ベースメイク
たるみ、シミ、シワ、くすみに悩まされている素敵世代。その裏には肌の真皮のコラーゲンやエラスチンの減少、血行不良、表情筋の変化などがありますが、今はこうした悩みはスキンケアだけでなく、ベースメイクでも解善することができるのです」(資生堂・船木さん・以下同)
というのも最近のベースメイクの進化には驚くべきものがあり、
「まずは光の力で肌悩みをカバーする光学技術。さらに粉の表面への特殊な加工や、粉を組み合わせて美肌に導く粉体技術。シミをカバーしつつ透明感を高めるため、赤い色の光だけを通す粉が開発されているのは、その一例です」
そして、最近注目されているのがベースメイクにケア効果をもたらす技術。
「いまのベースメイクはスキンケアの延長といってもいいと思います。これまでもファンデーションに美容液成分を入れた製品はありましたが、カバー力や崩れやすさなどの問題を抱えがちでした。でも、たとえば当社では、美容液の中にファンデーション成分を入れる、つまりミクロレベルの油滴の中に微細化した粉体を閉じ込め、美容液の中に入れる技術を開発。保湿力、カバー力、化粧もち、みずみずしさを高めることに成功しています」
以前は〝ケア効果のあるファンデ〟といっても、正直、それほどでも……ということが多かったけれど、近頃は本当に〝つけているほうが肌にいい〟状態に。
「昔はベースメイクは欠点を隠すものと思われていましたが、いまは素肌を輝かせるもの。特にコロナ禍を経て、健康意識が高まり、素肌自体の美しさを重視する傾向が強くなり、ケア効果を持つベースメイクが大きな流れになってきました。ベースメイクで素肌が整い、肌自体がきれいになれば、自信につながったり、明るい気持ちになれる。悩みが増える素敵世代こそ、活用していただきたいですね」



