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【60代からの終活】これから先のお金の計画をどう立てたらいい?司法書士・太田垣章子さんに教わる!人生を輝かせるための終活の進め方

不安解消に「運用」もおススメ

また、収入を増やして不安を多くの素敵世代が抱えているのが、「老後資金が足りるのか」というお悩み。この不安を解消する方法について、司法書士の太田垣章子さんに伺いました。

「不安の原因は、把握できていないこと。人は、わからないことがあると不安になるものです。将来のお金に不安を感じる人ほど、自分のお金の使い方や全体像が見えていないケースが少なくありません。だからこそ、まず必要なのは〝把握〟なのです。

最初のステップとして、出ていくお金と入ってくるお金を書き出してみましょう。食費や光熱費などの生活費、美容代、ローン、娯楽費など、日常的な支出をリストにします。合わせて、年金などの収入、貯金額、不動産などの資産についても確認し解消するという視点でおすすめしたいのが〝運用〟です。普通預金に預けているだけでは金利が低く、お金はほとんど増えません。

一方、投資信託やETF(上場投資信託)などで年4〜5%の利回りで複利運用ができれば、元本だけでなく増えた分にも金利がつき、時間とともに資産は育ちます。運用していれば、必要なときに〝運用益〟を使うことができますが、預金だけの場合は元本を削るしかありません。この違いは、老後の安心感に大きな差を生みます。

年金という安定収入に加えて運用資産があるかどうかで、人生後半の選択肢が広がるのです。

終活とは、すなわち人生後半戦の作戦会議。死に向けた準備というよりも、死ぬまで楽しく、自分らしく過ごすための計画です。お金については特に、早めに対策を始めて損はなく、むしろ早いほど心の余裕につながります。すべての素敵世代にいますぐ始めていただきたいです」


太田垣さんの著書『「最後は誰もがおひとりさま」のリスク33』(ポプラ社)

太田垣さんの著書『「最後は誰もがおひとりさま」のリスク33』(ポプラ社)好評発売中。

イラスト/鈴木衣津子 文/平井薫子

※この記事は、「素敵なあの人4月号【新連載】自分と家族のための“ 備え”を学ぶ 素敵世代の終活講座」に掲載された記事に掲載されたものです。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください。

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この記事を書いた人

太田垣章子さん

司法書士 太田垣章子さん

賃貸不動産経営管理士、合同会社あなたの隣り代表社員。“賃貸トラブル解決のパイオニア”として、家主側の訴訟代理人として賃貸滞納の明け渡し手続きを述べ約3,000 件担当。「人生100 年時代における家族に頼らないおひとりさまの終活」支援に注力し、幅広く活動。

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