広大な大地、豊かな海に恵まれた北海道は、農・海産物の宝庫。昨秋、風吹さんが北の大地で、あまりのおいしさに「絶対に“素敵さん”に紹介したいと思った!」というのは……ジャガイモ!
今回は、スーパーの定番野菜の概念が変わりそうなこだわりのジャガイモを教えてもらいました。
一度食べたら忘れられない!
甘さと食感が段違い
普段の料理でジャガイモをよく使います。ポテトサラダのようにマッシュするより、大きめで味わうのが好きで、皮ごと切って蒸したり、ポトフにしたり。タイカレーのようにちょっと尖った料理に使うと、ほかの食材とのつなぎ役となって味をなじませてくれるし、旨みも出してくれます。ひき肉やトマト、ジャガイモを重ねて焼くギリシャ料理の「ムサカ」を作るときは、品種をミックスすると食感も楽しくなるんですよ。
でも、よく作ったのは「じゃがバター」。子育て中、学校から帰ってきた子どもたちから「おなかすいたー」コールが響くと、じゃがバターを食べてもらって黙らせる……という戦法をとっていましたね(笑)。
昨秋、小樽での撮影後、「シロクマ食堂」という地元の洋食屋さんへ。勧められていただいたじゃがバターが衝撃的なおいしさ! ねっとりとして、口の中でとろけるんです。そして、デザートかと思うほど、さつまいものスイーツのように甘い! 海外でもいろいろなジャガイモをいただきましたが、この甘さと食感は初体験でした。
そのジャガイモは、とかち井上農場さんの「雪蔵甘熟メークイン 二冬越」。収穫後、雪を利用した雪蔵冷蔵庫で2冬、18か月以上熟成させることで、でんぷん質がゆっくりと糖分に変わり、甘くなるのだそうです。
おいしくいただくコツは、ゆで方。水分がなくなるまでゆでるとしっとりとした食感になります。少し時間はかかりますが、その分、食べたときの感動はひとしお。おもてなしのときに出せば、会話も盛り上がること請け合い! 時間と手間をかけ、丹精込め、こだわっておいしさを育ててくださる生産者の方のおかげでこのおいしさに出合えたと思うと、ありがたいし、幸せです。この特別な甘さと食感をぜひ味わってみてほしいです。
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