世界遺産・三保松原やわさび収穫体験など、さまざまな観光スポットが点在する静岡市。首都圏からのアクセスも良好で、週末のプチ旅行に最適なエリアです。今回は静岡市の開運神社と美食をめぐる大人女子旅の1泊2日プランを紹介します!前編では、1日目のプランです。
目次
東京から新幹線で1時間!静岡市ってどんな場所?
日本新三景、日本三大松原のひとつでもある「三保松原」(提供:静岡市)
静岡県の県庁所在地でありながら、南アルプスや駿河湾といった自然に囲まれている静岡市。富士山をのぞむ絶景や、徳川家康ゆかりの城下町として栄えた歴史や文化の息吹に触れることができます。そして静岡おでんや桜エビ、しらすなど美味しいグルメも豊富!観光と一緒に美食体験を満喫できるのも大きな魅力です。
東京から静岡市を訪れる場合は東海道新幹線を利用するのがおすすめ。東京駅、品川駅から約1時間、車窓から富士山を眺めていたらあっというまに静岡駅に到着します。思い立ったらすぐに出かけられるので、気軽な週末旅にぴったりのエリアですよ。
【11:00】静岡市が誇る世界遺産 「三保松原」で絶景鑑賞
「三保松原」では季節や天候によってさまざまな富士山を拝める(提供:静岡市)
静岡駅に到着したら、何はともあれ富士山を見に行きましょう。「三保松原」は日本を代表する絶景スポットのひとつ。青い海、趣のある緑、そして雄大な富士山!古くは歌川広重の浮世絵の構図にもなったこの美しさは、絶景の極みといっても過言ではありません。
海岸から続く松並木を歩くと、天女が羽衣をかけたといわれている「羽衣の松」にも出合えます。のんびりと散歩していると、自然と心が落ち着いてくるのがわかります。
「御穂神社」へと続く神の道。立派な松並木に癒されます(提供:静岡市)
絶景を鑑賞したあとは、三保松原に鎮座する「御穂神社(みほじんじゃ)」へのお参りも忘れずに。さきほどの「羽衣伝説」とも深く関連した、夫婦和合・縁結びのパワースポットとして知られています。神社に続く約500mの参道は神の道とも呼ばれており、樹齢200年にも及ぶまわりの松並木からエネルギーをもらえます。
御穂神社のパワーをもらえるスペシャルな御朱印!
参拝後にゲットしたいのが三保松原を描いた特別御朱印。富士山と松並木の絶景のなかに天女の羽衣が華やかな色彩で描かれています。御朱印集めをしていなくても、思わず記念に購入したくなる美しさ……!インテリア感覚で自宅に飾っても運気がアップしそうです。
【三保の松原(静岡市三保松原文化創造センター)】
静岡県静岡市清水区三保1338-45
054-340-2100
https://miho-no-matsubara.jp
【御穂神社】
静岡県静岡市清水区三保1073
054-334-0828
https://miho-jinja.jp
【13:00】「まぐろ ととすけ」で清水港の海の幸を贅沢に味わう
「まぐろととすけ」の人気メニュー、まぐろトロ三昧定食(2,530円)
ランチは静岡市の東側にある漁港、清水港で新鮮な海の幸を堪能!
市場「河岸の市」の食堂街、まぐろ館2階にある「まぐろ ととすけ」は地元の方にも大人気のグルメスポットです。本マグロトロ、バチマグロトロなどまぐろのトロを味わいつくす「まぐろトロ三昧定食」は必食。部位を食べ比べながら食感や深い旨みを堪能できます。
ととすけ揚げは絶対食べたい1品(単品注文の場合は550円)
定食についている「ととすけ揚げ」も名物グルメ!
1本のまぐろから2個しか取れない希少部位・カマをオリジナルの製法で揚げて秘伝のタレで味付けしています。これを目当てに訪れるお客さんも多いそう。
パリッとした外側の皮と、ホロリとやわらかい身が甘辛いタレと絡まり、至福の美味しさに……。もちろんお酒との相性も抜群です。
新鮮&お手頃価格でまぐろが購入できる「清水魚市場 河岸の市 いちば館」
食後は併設の「清水魚市場 河岸の市 いちば館」でお買い物タイム。新鮮なまぐろ、桜エビやしらすもお手頃な価格で購入できるかも!?
グルメに買い物……気づくと時間があっという間に過ぎてしまいそうなスポットなので計画的にめぐるのがおすすめです(笑)。
【まぐろ ととすけ】
静岡県静岡市清水区島崎町149 まぐろ館2階
054-368-7364
https://hellonavi.jp/detail/page/detail/52386
【14:30】古民家「宿 にしむら」で心安らぐひととき&わさび狩り体験
「宿 にしむら」の縁側に座って四季のうつろいを眺める
お腹いっぱいになったら、静岡市の山間部にあるオクシズ(奥静岡)エリアへ。「宿 にしむら」は築250年の古民家を一棟貸ししている施設です。宿泊やデイユースを通して昔の日本の暮らしを体験できるのが特徴です。縁側に座って鳥のさえずりに耳を澄ましていると季節を肌で感じることができ、気持ちがほっと安らぎます。
葉っぱの大きさに驚く!わさび収穫体験
ここでぜひ体験したいのがわさびの収穫体験!
「宿 にしむら」から車で約10分、有東木(うとうぎ)という場所はわさび栽培の発祥の地として知られています。清らかな湧き水が流れるわさび田に入り、クワでわさびを一気に引き抜くと……すっぽり!収穫完了です。
1株の大きさと重さに思わずびっくりします(笑)。わさび狩りは通年で体験できますが、わさびは寒冷な環境での栽培に適しており、辛さと旨みがぎゅっと凝縮される12月から4月に収穫すると、より風味豊かな味わいが感じられるそう。
大きなわさびの葉も、アレンジしだいでさまざまな料理に活用できるので自宅用の土産にぴったりです。(ちなみに筆者はおひたしにしておいしくいただきました!)
【宿 にしむら】
静岡県静岡市葵区平野135
054-295-4690
https://yado-nishimura.com
【17:30】新感覚!五感でそばを味わう「手打ち蕎麦たがた」
圧巻の演出!製粉と手打ちの様子を見学
蕎麦は静岡市を訪れたらマストで食べたいグルメのひとつ。そばの奥深さを体験できる名店でディナーを楽しみましょう!
「手打ち蕎麦たがた」は食事だけでなく臨場感あふれる劇場型のパフォーマンスがおこなわれるのが最大の特徴(パフォーマンスの開催時間は要問い合わせ)。静岡の食文化の知識を学んだり、打ち立ての香りを感じたり、と五感でそばの妙味を体感していきます。
そばを使ったコース料理の一部(8品5,500円、10品7,000円)※ドリンクは別料金
見学後はそば料理のコースディナーをいただきます。前菜からお造り、小鉢、天ぷら、メインのそばなど季節の食材をふんだんにつかった計10品をゆっくりと味わっていきます。盛り付けも美しく食べる前から気持ちが盛り上がります。
ちなみに、料理に合わせたドリンクは珍しいスパークリングの日本茶!さわやかな風味で和食との相性も抜群でした。
メインのそばは茶葉や塩と合わせていただきます
そばの食べ方にもこだわりが!
まず産地の説明を聞き、香りを嗅いでから何もつけずにそのまま食べるのがおすすめだそう。「香りや味わいが時間とともに変化するので、なるべく早めに最初のひとくちを食べてもらえればと思っています。そのあとは箸の先に塩をつけ、つまむように食べてみてください。塩でそばの旨みや力強さがしっかりと引き立ちます」(店主・田形さん)
今回のディナーで、筆者はいままでのそばの常識が覆りました……。目からウロコの新感覚の食体験、ぜひ店主のお話とともに楽しんでみてくださいね!
【手打ち蕎麦たがた】
静岡県静岡市葵区常磐町2-6-7
054-250-8555 (夜のみ予約可能)
https://sobatagata.official.ec
【19:30】「浮月楼」のバーでゆっくりと大人時間を
料亭「浮月楼」に新しくオープンした大人空間「BAR KARYO」
1日の締めくくりはおしゃれなバーでゆっくりと過ごしたいですよね。料亭「浮月楼(ふげつろう)」のバー「BAR KARYO」へ足を運んでみませんか?
実はこちら、大政奉還後に徳川慶喜公が約20年あまりを過ごしたお屋敷の跡地です。敷地内には市街地、しかも静岡駅から徒歩3分の立地とは思えない約2000坪もの美しい庭園が広がっています。
由緒ある庭園を眺めながらオリジナルカクテルを
静岡の地酒やオリジナルカクテルなど、旅の思い出になりそうなアルコールメニューも豊富に揃っています。ライトアップされた庭園を眺めながら明治の歴史に思いを馳せ、ゆっくりとグラスを傾ける。心がゆっくりと満たされていく……そんな素敵な夜のひとときが待っています。
【浮月楼】
静岡県静岡市葵区紺屋町11-1
054-252-0131
https://fugetsuro.co.jp
※「BAR KARYO」の営業時間の詳細はこちらをご参照ください https://www.instagram.com/fugetsu.karyo
後編では静岡市屈指のパワースポットや大注目のものづくり体験施設、そしてクラフトビールの工房をめぐる2日目のプランをご紹介。静岡市の知られざる魅力をたっぷりとお届けしていきます!
撮影・文/丹下紋香

















