2024 年に乳がんの 1 種である浸潤性小葉がん(しんじゅんせいしょうようがん)と診断され、右胸を全摘出したタレントの梅宮アンナさん。2月19日、アデランスと共同開発したインナーブランド「Rafra Lunica」の乳がん患者向け新商品(片胸用)の発表会を都内で行いました。
乳がん体験談として、手術やその後の治療のお話のほか、当時の体への痛みや治療中のつらい症状を語っていただいたほか、実体験から着想を得た片胸用ブラジャーの開発秘話を聞かせていただきました。
手術後1年は痛みとの戦いに
乳がんと診断されたとき、ステージ は3Aだったという梅宮さん。脇のリンパ節にも転移していたので、手術後は、抗がん剤の投与や放射線治療などがんの標準治療と言われるものをすべてを受けたそう。いまもなお飲む抗がん剤を服用し、10年後の63歳まで飲み続ける必要があると説明されていました。
「乳がんの治療でつらいのは、まず手術の傷口の痛みや放射線治療を受ける際の痛みです。私の場合、手術で23センチ斜めに切った傷があり、脇にもメスが入っているので、とにかくいつも痛くて。傷口は時間とともに治ってはいきますが、手術直後は正直、傷口を鏡で見る覚悟ができるまでは少し時間がかかりました。見たくないというか......。
日ごとにだんだんよくなり、いまはきれいになっていますが、どこも痛くないというわけではありません。以前の体にはどうしても戻れないので、どうにか痛みと仲よくしていくしかないのですが、その境地に至るまで1年かかりました」
梅宮さんは、乳がんの体験を通じて考えたことがあるそう。
「
いろいろな方々の経験談を読むと痛みについて書いてる人がいらっしゃらなくて。『もしかして私だけが痛いのかもしれない』という不安があったので、同じような方が私だけじゃないんだと安心していただけるよう、痛みも含めて自分が感じたことをしっかり残すように心がけています。
そして手術後に胸を再建する方も多いんですが、私はあえて切除したままにしています。『胸がないことが悲しい』という風に考えるのではなく、再建してもしなくてもいいという考えで、自由に選んだらいいと思っています。今日もあえて胸がない状態がわかるような服を選んできました」






